体内動態が線形 1-コンパートメントモデルに従い、消失半減期が6 時間の薬物を、6 時間間隔で繰り返し急速静脈内投与する…
必須問題(薬剤) 第46問
体内動態が線形 1-コンパートメントモデルに従い、消失半減期が6 時間の薬物を、6 時間間隔で繰り返し急速静脈内投与するとき、初回投与時の最高血中薬物濃度(1 回目投与直後)の 1.75 倍の血中薬物濃度になるのはいつか。1つ選べ。
- (1)2 回目投与直後
- (2)3 回目投与直前
- (3)3 回目投与直後
- (4)4 回目投与直前
- (5)4 回目投与直後
正答 (3)
正答は (3)。投与間隔=半減期なので前の分は投与ごとに半分になり、3回目の投与直後は 1+0.5+0.25=1.75 倍です。
初回投与直後の濃度を C₀ とします。6時間(1半減期)たつと濃度は半分になり、そこへ次の投与で C₀ が加わります。
1回目直後:C₀
2回目直前:0.5C₀ → 直後:1.5C₀
3回目直前:0.75C₀ → 直後:1.75C₀
4回目直前:0.875C₀ → 直後:1.875C₀
n 回目の投与直後の濃度は C₀×(1-0.5ⁿ)/(1-0.5) で、n=3 なら C₀×0.875/0.5=1.75C₀ になります。
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【ほかの選択肢】
(1) 2回目投与直後 1.5倍 誤り
(2) 3回目投与直前 0.75倍 誤り
(4) 4回目投与直前 0.875倍 誤り
(5) 4回目投与直後 1.875倍 誤り
【ポイント】
τ=t₁/₂ のとき、定常状態の最高濃度は初回の2倍、最低濃度は初回の1倍に近づきます。
出典:第111回 薬剤師国家試験 問46(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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