図に示すように、送受信点BC 間のF 層1 回反射の伝搬において、最高使用可能周波数(MUF)が15〔MHz〕で、臨界周…

無線工学 無線工学 A-23

図に示すように、送受信点BC 間のF 層1 回反射の伝搬において、最高使用可能周波数(MUF)が15〔MHz〕で、臨界周波数が9〔MHz〕であるとき、15〔MHz〕に対する跳躍距離の値として最も近いものを下の番号から選べ。ただし、F 層の反射点A の見掛けの高さは300〔km〕であり、電離層は水平な大地に平行な平面であるものとする。また、MUF をfm〔MHz〕、臨界周波数をfc〔MHz〕とし、θ を電離層への入射角とすれば、fm は、次式で与えられるものとする。fm = fc sec θ

第一級アマチュア無線技士 2026年(令和8年)5月期 無線工学 A-23の図
正答 (3)
正答は (3)。 【結論】 問題の式 fm = fc secθ から入射角θを求めます。  secθ = fm/fc = 15 ÷ 9 = 5/3  cosθ = 3/5 直角三角形の辺の比 3:4:5 から、sinθ = 4/5、tanθ = 4/3 です。 図で、反射点Aの見掛けの高さh=300〔km〕と、送信点から反射点の真下までの水平距離の関係は tanθ=(水平距離)/h です。跳躍距離(BC間)はその2倍なので、  BC = 2h tanθ = 2 × 300 × 4/3 = 800〔km〕
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【誤りの選択肢】 (1) (2) (4) (5) tanθ=4/3 を使った値と合いません。例えば (2) 600〔km〕は tanθ を1とした値、(5) 1,000〔km〕は tanθ の代わりに secθ(5/3)を使った値です 【見分け方】 15と9のように、MUFと臨界周波数の比が5:3になる問題は、3:4:5の直角三角形を思い浮かべるとすぐ解けます。跳躍距離は、その周波数の電波が電離層で反射されて地上に戻る最も近い距離です。

出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-23(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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