図に示す環状鉄心M の内部に生じる磁束φを表す式として、正しいものを下の番号から選べ。…
無線工学 無線工学 A-3
図に示す環状鉄心M の内部に生じる磁束φを表す式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、漏れ磁束及び磁気飽和はないものとする。
- (1)φ = μNIS/l 〔Wb〕
- (2)φ = μNIl/S 〔Wb〕
- (3)φ = μNI/Sl 〔Wb〕
- (4)φ = NIS/μl 〔Wb〕
正答 (1)
正答は (1)。
【結論】
環状鉄心の磁気回路は、電気回路と同じように考えます。
起磁力 F = NI〔A〕
磁気抵抗 Rm = l/(μS)〔A/Wb〕
磁束 φ = F/Rm = NI ÷ l/(μS) = μNIS/l〔Wb〕
電気回路の「電流=起電力÷抵抗」に、磁束・起磁力・磁気抵抗が対応します。磁気抵抗は、磁路が長いほど大きく、断面積と透磁率が大きいほど小さくなります。抵抗が R=ρl/S であるのと同じ形です。
別の求め方もあります。鉄心内の磁界の強さは H=NI/l、磁束密度は B=μH=μNI/l で、磁束は φ=BS=μNIS/l です。
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【誤りの選択肢】
(2) l と S が逆です。磁路が長いほど磁束は減ります
(3) 断面積 S が分母にあり、断面積が大きいほど磁束が減ることになってしまいます
(4) 透磁率 μ が分母にあります。透磁率が大きい鉄心ほど磁束は多く通ります
出典:2026年(令和8年)8月期(臨時) 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-3(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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