用語の定義に関する次の記述のうち、電波法施行規則(第2条)の規定に照らし、この規定に定めるところに適合しないものはどれか…
法規 法規 A-5
用語の定義に関する次の記述のうち、電波法施行規則(第2条)の規定に照らし、この規定に定めるところに適合しないものはどれか。下の1から4までのうちから一つ選べ。
- (1)「空中線電力」とは、空中線に供給される電力に、与えられた方向における空中線の相対利得を乗じたものをいう。
- (2)「搬送波電力」とは、変調のない状態における無線周波数1サイクルの間に送信機から空中線系の給電線に供給される平均の電力をいう。ただし、この定義は、パルス変調の発射には適用しない。
- (3)「尖頭電力」とは、通常の動作状態において、変調包絡線の最高尖頭における無線周波数1サイクルの間に送信機から空中線系の給電線に供給される平均の電力をいう。
- (4)「平均電力」とは、通常の動作中の送信機から空中線系の給電線に供給される電力であって、変調において用いられる最低周波数の周期に比較してじゅうぶん長い時間(通常、平均の電力が最大である約10分の1秒間)にわたって平均されたものをいう。
正答 (1)
正答は (1)。これが適合しません。
【結論】
電波法施行規則 第2条第1項第68号は、「空中線電力」とは、尖頭電力、平均電力、搬送波電力又は規格電力をいうと定めています。(1) の「空中線に供給される電力に、与えられた方向における空中線の相対利得を乗じたもの」は、「実効輻射電力」の定義に当たります。したがって (1) は適合しません。
【ほかの選択肢】
(2) 「搬送波電力」の定義どおりです(第2条第1項第71号)。パルス変調の発射には適用しないとするただし書も同じです 適合する
(3) 「尖頭電力」の定義どおりです(第2条第1項第69号) 適合する
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(4) 「平均電力」の定義どおりです(第2条第1項第70号)。平均する時間は、通常、平均の電力が最大である約10分の1秒間です 適合する
【見分け方】
尖頭電力は「変調包絡線の最高尖頭」、搬送波電力は「変調のない状態」、平均電力は「最低周波数の周期に比較して十分長い時間」と、それぞれの言葉の特徴で区別します。
出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 法規 A-5(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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