次の記述は、アマチュア衛星による通信について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ…
無線工学 無線工学 A-12
次の記述は、アマチュア衛星による通信について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 地上のアマチュア局が衛星に向けて送信する電波とこれに対応して衛星が送信する電波は、一般に[A]周波数帯を使用する。(2) 周回衛星から送信される電波は、衛星が受信点[B]ときには送信周波数より高い周波数で受信される。(3) 衛星を見た仰角が[C]ほど遠距離の地点との通信が可能である。
- (1)A: 同一 B: に近づく C: 高い
- (2)A: 同一 B: から遠ざかる C: 高い
- (3)A: 異なる B: に近づく C: 低い
- (4)A: 異なる B: に近づく C: 高い
- (5)A: 異なる B: から遠ざかる C: 低い
正答 (3)
正答は (3)。
【結論】
A アマチュア衛星では、地上から衛星へ送る電波(アップリンク)と、衛星から地上へ送る電波(ダウンリンク)に、一般に異なる周波数帯を使います。たとえば144〔MHz〕帯で受けて430〔MHz〕帯で送るといった組合せで、衛星の送信が自身の受信を妨げないようにしています。
B 周回衛星は高速で動いているので、ドップラー効果が生じます。衛星が受信点に近づくときは送信周波数より高い周波数で、遠ざかるときは低い周波数で受信されます。
C 衛星を見た仰角が低いほど、衛星は地平線に近い遠くの空にあり、その衛星を同時に見通せる地域が遠くまで広がります。そのため遠距離の地点との通信ができます。
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したがって「異なる・に近づく・低い」の (3) です。
【誤りの選択肢】
(1) (2) アップリンクとダウンリンクに同一の周波数帯を使うのが一般的なのではありません
(2) (5) 遠ざかるときは、送信周波数より低い周波数で受信されます
(1) (2) (4) 仰角が高いとき衛星はほぼ真上にあり、通信できる範囲は自局の近くに限られます
出典:2026年(令和8年)5月期 第二級アマチュア無線技士 無線工学 A-12(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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