石炭に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第23問
石炭に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど少ない。
- (2)石炭に含まれる揮発分は、石炭化度の進んだものほど少ない。
- (3)石炭に含まれる灰分が多くなると、燃焼に悪影響を及ぼす。
- (4)石炭の燃料比は、石炭化度の進んだものほど大きい。
- (5)石炭の単位質量当たりの発熱量は、一般に石炭化度の進んだものほど大きい。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
固定炭素は、石炭化度の進んだものほど多くなります。少ない、では逆です。
石炭化度とは、植物が石炭へ変わっていく度合いのことです。進むにつれて水分や揮発分が抜け、あとに炭素が残ります。いちばん進んだ無煙炭は、ほとんど炭素のかたまりです。
【石炭化度が進むと】
固定炭素 増える
揮発分 減る
燃料比 大きくなる(燃料比 = 固定炭素 ÷ 揮発分)
発熱量 一般に大きくなる
着火性 悪くなる
【燃料比が大きくなるわけ】
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分子が増えて、分母が減る
固定炭素が増え、揮発分が減るので、その比は大きく動きます。石炭化度をひとつの数字で表すのに都合がよいので、指標に使われます。
【着火性が悪くなるわけ】
先に気化して火を受け止める揮発分が少ない
燃えやすさと発熱量が逆に動くのが、石炭の扱いにくいところです。
【灰分の影響】
多くなると、燃焼に悪影響を及ぼす
燃えない成分が混じっているぶん、熱も出ず、あとの始末も増えます。
出典:一級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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