ボイラーの特殊燃料に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第23問
ボイラーの特殊燃料に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A バガスは、パルプ工場の原木の皮をむいた際に生じる樹皮である。B 工場廃棄物を燃料として使用する場合は、燃焼排出ガスによる腐食防止対策などが必要である。C 石油コークスは、原油から揮発油、灯油などを分留した残渣を熱分解処理して得た固形残渣で、石炭より着火性及び燃焼性が良い。D RPFは、産業廃棄物の廃紙や廃プラスチックを原料として固形化した燃料である。
- (1)A,B,D
- (2)A,C
- (3)A,C,D
- (4)B,C
- (5)B,D
正答 (5)
正答は (5)。B,Dが適切です。
【A 適切でない】
バガスは、サトウキビの搾りかすです。パルプ工場で原木の皮をむいた際に生じる樹皮は、バークといいます。
どちらも製造の過程で出る植物性の燃料ですが、出どころが違います。
【C 適切でない】
石油コークスは、石炭より着火性及び燃焼性が悪い燃料です。良いではありません。
揮発分をほとんど失った、ほぼ炭素のかたまりだからです。火が付きにくく、燃え切るのにも時間がかかります。なお「原油から揮発油、灯油などを分留した残渣を熱分解処理して得た固形残渣」という説明はそのとおりです。
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【B 適切】
工場廃棄物を燃料として使用する場合は、燃焼排出ガスによる腐食防止対策などが必要です。
【D 適切】
RPFは、産業廃棄物の廃紙や廃プラスチックを原料として固形化した燃料です。
【工場廃棄物に腐食対策が要るわけ】
何が混じっているか分からない
塩素を含むプラスチックが入れば塩化水素が出ますし、硫黄を含むものが入れば硫黄酸化物が出ます。燃料の素性が一定でないことが、そのまま設備への負担になります。
【揮発分が着火性を決めるわけ】
先に気化した成分が、火を受け止めて燃え始める
出典:一級ボイラー技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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