鋼製蒸気ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の水面測定装置に関する記述について、法令上、適切でないものは次の…
関係法令 第39問
鋼製蒸気ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の水面測定装置に関する記述について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ボイラーには、ボイラー本体又は水柱管に、原則としてガラス水面計を2個以上取り付けなければならない。
- (2)水柱管とボイラーを結ぶ蒸気側連絡管を水柱管及びボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最高水位より上であってはならない。
- (3)最高使用圧力1.6M㎩を超えるボイラーの水柱管は、鋳鉄製としてはならない。
- (4)験水コックは、その最下位のものを安全低水面の位置に取り付けなければならない。
- (5)ガラス水面計でない水面測定装置として験水コックを設ける場合には、3個以上取り付けなければならないが、胴の内径が750mm以下で、かつ伝熱面積が10m²未満のボイラーでは、2個とすることができる。
正答 (2)
正答は (2)。これが法令に沿いません。
蒸気側連絡管を水柱管及びボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最高水位より下であってはなりません。「上であってはならない」では、向きが逆です。
口が最高水位より下にあると、そこに水がたまります。蒸気側の管が水でふさがれれば、圧力が正しく伝わらず、水面計は実際とは違う水位を示したまま止まります。
【水面測定装置について法令が定めていること】
ガラス水面計 ボイラー本体または水柱管に、原則として2個以上取り付ける
蒸気側連絡管 取り付ける口は、水面計で見ることができる最高水位より
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下であってはならない
水柱管 最高使用圧力1.6M㎩を超えるボイラーでは鋳鉄製としてはならない
験水コック 最下位のものを安全低水面の位置に取り付ける
3個以上取り付ける。ただし胴の内径750㎜以下で、かつ
伝熱面積10m²未満のボイラーでは2個とすることができる
【水面計が水位を示すしくみ】
蒸気側と水側、二本の連絡管で圧力を受け、その釣り合いで水面ができる
どちらか一方がふさがれば、釣り合いが崩れます。水側の管が詰まれば水位は動かなくなり、蒸気側が詰まれば見かけの水位が上がります。
【験水コックの最下位を安全低水面に合わせるわけ】
いちばん下から蒸気が出たら、安全低水面を割ったと分かる
出典:一級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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