貫流ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品に関する記述について、その内容が法令に合致しないものは、次のうちどれか。…
関係法令 第39問
貫流ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品に関する記述について、その内容が法令に合致しないものは、次のうちどれか。
- (1)過熱器には、ドレン抜きを備えなければならない。
- (2)ボイラーの最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を、ボイラー本体ではなく過熱器の入口付近に取り付けることができる。
- (3)給水装置の給水管には、給水弁を取り付けなければならないが、逆止め弁は取り付けないことができる。
- (4)起動時にボイラー水が不足している場合及び運転時にボイラー水が不足した場合に、自動的に燃料の供給を遮断する装置又はこれに代わる安全装置を設けなければならない。
- (5)吹出し管は、設けないことができる。
正答 (2)
正答は (2)。これが法令に合致しません。
貫流ボイラーの安全弁を取り付けるのは、過熱器の出口付近です。入口付近ではありません。
出口に付ければ、安全弁が吹いたときに過熱器の中を蒸気が通り抜けます。入口に付けると、そこから蒸気が逃げてしまい、過熱器には流れが来ません。守るべき相手を素通りさせては、意味がありません。
【貫流ボイラーの附属品について定められていること】
過熱器 ドレン抜きを備える
安全弁 最大蒸発量以上の吹出し量のものを、ボイラー本体ではなく
過熱器の出口付近に取り付けることができる
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給水装置 給水管には給水弁を取り付ける。逆止め弁は取り付けないことが
できる
水不足 起動時に水が不足している場合、運転時に水が不足した場合に、
自動的に燃料の供給を遮断する装置またはこれに代わる安全装置を設ける
吹出し管 設けないことができる
【吹出し管を設けなくてよいわけ】
入れた水がそのまま蒸発するので、濃くなった水がたまらない
ドラムのあるボイラーは、底にたまったスラッジや濃縮した水を吹き出します。貫流ボイラーには、たまる場所がありません。
【逆止め弁を省けるわけ】
給水ポンプから蒸気の出口まで、一続きの管でつながっている
逆流する先がないので、止める弁も要らない、という考え方です。
出典:二級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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