ボイラーにおけるキャリオーバの影響に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)…
ボイラーの取扱いに関する知識 第14問
ボイラーにおけるキャリオーバの影響に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 蒸気の純度を低下させる。B ボイラー水全体が著しく揺動し、水面計の水位が確認しにくくなる。C ボイラー水が過熱器に入り、蒸気温度の上昇により過熱器を破損する。D 水位制御装置が、ボイラー水位が下がったと誤認して、ボイラー水位を高水位にする。
- (1)A,B
- (2)A,B,C
- (3)A,B,D
- (4)B,C
- (5)C,D
正答 (1)
正答は (1)。A,Bが適切です。
【C 適切でない】
キャリオーバでボイラー水が過熱器に入ると、蒸気温度は上昇ではなく低下します。
水が混じれば、その水を蒸発させるのに熱が使われます。そのぶん蒸気の温度は上がりきりません。過熱器が傷むのは、温度の上昇ではなく、運ばれてきた塩類が中に残って付着し、伝熱を妨げるためです。
【D 適切でない】
水位制御装置が誤認するのは、水位が「上がった」ほうです。泡立った水面を高い水位と読み、給水を絞ってしまいます。その結果、実際には水が足りないまま運転が続き、低水位事故になります。
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【A 適切】
蒸気の純度を低下させます。ボイラー水に溶けていたものが、蒸気とともに運び出されます。
【B 適切】
ボイラー水全体が著しく揺動し、水面計の水位が確認しにくくなります。
【見えている水位と、実際の水の量は別】
泡の下は空に近いこともある
キャリオーバが起きているときの水面計は、当てになりません。だから、キャリオーバが生じたら水面計の機能試験を行います。
出典:二級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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