法令上、AからDまでの記述について、原則としてボイラー整備士免許を受けた者でなければ整備の業務に就かせてはならないボイラ…
関係法令 第19問
法令上、AからDまでの記述について、原則としてボイラー整備士免許を受けた者でなければ整備の業務に就かせてはならないボイラーを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 伝熱面積が10m²の蒸気ボイラーで、胴の内径が850㎜、かつ、その長さが1500㎜のものB 伝熱面積が15m²の温水ボイラーC 伝熱面積が30m²の貫流ボイラーで、気水分離器を有しないものD 伝熱面積が3m²の水管ボイラー
- (1)A,B
- (2)A,C
- (3)A,D
- (4)B,C
- (5)C,D
正答 (1)
正答は (1)。A,Bです。
ボイラー整備士の免許が要るのは、ボイラー(小型ボイラー及び次のイ~ニに掲げるものを除く。)の整備の業務です(安衛令第20条第5号)。したがって、小型ボイラーにも、イ~ニにも当たらないものを選べばよいことになります。
【免許が要らないボイラー(安衛令第20条第5号イ~ニ)】
イ 胴の内径が750ミリメートル以下で、かつ、その長さが1300ミリメートル
以下の蒸気ボイラー
ロ 伝熱面積が3平方メートル以下の蒸気ボイラー
ハ 伝熱面積が14平方メートル以下の温水ボイラー
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ニ 伝熱面積が30平方メートル以下の貫流ボイラー(気水分離器を有する
ものは、その内径が400ミリメートル以下で、かつ、内容積が0.4立方メートル以下のものに限る)
種類ごとに線の引き方が違う点が、この問題のねらいです。
【A 免許が要る】
伝熱面積10平方メートルの蒸気ボイラー。胴の内径850ミリメートル、長さ1500ミリメートルはイの750・1300を超え、伝熱面積もロの3平方メートルを超えています。
【B 免許が要る】
伝熱面積15平方メートルの温水ボイラー。ハの14平方メートルを超えています。
【C 免許は不要】
伝熱面積30平方メートルの貫流ボイラーで、気水分離器を有しないもの。ニの30平方メートル以下に収まります。
貫流ボイラーは水をためずに管の中を通しながら蒸発させる方式で、保有水量がごくわずかです。破裂したときの被害が小さいため、伝熱面積が大きくても免許の要らない範囲に入れられています。
【D 免許は不要】
伝熱面積3平方メートルの水管ボイラー。蒸気ボイラーならロの3平方メートル以下、温水ボイラーならハの14平方メートル以下に収まります。
【覚え方】
同じ伝熱面積でも、ためている水の量で危険度が変わる
貫流ボイラーだけ線が大きくずれているのは、水をためないから
出典:ボイラー整備士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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