ボイラー室(移動式ボイラー、屋外式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)に関する記述について、法令上、適切でないものは次のう…
関係法令 第18問
ボイラー室(移動式ボイラー、屋外式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)に関する記述について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ボイラーを取り扱う者が緊急の場合に避難するのに支障がないボイラー室を除き、ボイラー室には、2以上の出入口を設けなければならない。
- (2)伝熱面積が3m²をこえるボイラーは、ボイラー室に設置しなければならない。
- (3)ボイラーに附設された金属製の煙突又は煙道の外側から0.15m以内にある可燃性の物は、原則として金属製の不燃性の材料で被覆しなければならない。
- (4)ボイラー室に液体燃料を貯蔵するときは、ボイラーと燃料タンクとの間に適当な障壁を設ける等、防火のための措置を講じたときを除き、燃料タンクをボイラーの外側から2m以上離しておかなければならない。
- (5)煙突からの排ガスの排出状況を観測するための窓をボイラー室に設置する等、ボイラー取扱作業主任者が燃焼が正常に行われていることを容易に監視することができる措置を講じなければならない。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
煙突や煙道の近くの可燃物を覆うのは、金属以外の不燃性の材料です。金属製の不燃性材料ではありません。
金属は燃えませんが、熱をよく伝えます。金属で覆うと熱がそのまま可燃物に届いてしまい、覆う意味がありません。断熱できる不燃材でなければなりません。
金属製の煙突・煙道の外側から0.15メートル以内にある可燃性の物
→ 金属以外の不燃性の材料で被覆する
【ボイラー室の主な決まり】
出入口 2以上設ける(緊急時の避難に支障がない場合を除く)
解説の続きをみる続きを閉じる
設置義務 伝熱面積が3平方メートルをこえるボイラーはボイラー室に設置する
燃料の距離 液体燃料・気体燃料の貯蔵タンクは、ボイラーの外側から2メートル
以上離す(障壁などの防火措置を講じたときを除く)
固体燃料 1.2メートル以上離す
監視 燃焼が正常に行われていることを容易に監視できる措置を講じる
【距離の数字】
可燃物と煙突・煙道 0.15メートル
固体燃料とボイラー 1.2メートル
液体・気体燃料とボイラー 2メートル
燃えやすいものほど遠ざける、という順に並んでいます。
【出入口を2以上にする理由】
一方が火や煙でふさがれても、もう一方から逃げられるようにするため
【ボイラー室の天井】
ボイラーの最上部から天井、配管その他のボイラーの上部にある構造物までの距離は、原則として1.2メートル以上
出典:ボイラー整備士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第18問ボイラー(移動式ボイラー、屋外式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)を設置するボイラー室等
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第17問蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の使用検査を受ける者が用意しておくべきAからDまでの
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第16問蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の使用検査を受ける者が行わなければならない事項として
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第20問鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の安全弁に関し、その内容が法令に定められていないもの
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第19問鋼製蒸気ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の水面測定装置に関し、その内容が
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第18問ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品の管理について行わなければならない事項として、そ
スポンサーリンク

