揚貨装置の玉掛けに用いるワイヤロープの安全係数の説明として、法令上、正しいものは次のうちどれか。…

関係法令 第14問

揚貨装置の玉掛けに用いるワイヤロープの安全係数の説明として、法令上、正しいものは次のうちどれか。

正答 (2)
正答は (2)。これが正しい説明です。 安全係数 = 切断荷重 ÷ かかる荷重の最大の値 どれだけ余裕を持たせているかを表す数です。切れる大きさが、実際にかかる力の何倍あるか、ということです。 【ほかの選択肢の誤り】 (1) 許容荷重 ÷ 切断荷重     分子と分母が逆 (3) かかる荷重の最大値 ÷ 切断荷重 分子と分母が逆 (4) 衝撃荷重 ÷ つり荷の質量   安全係数ではない (5) かかる荷重の最大値 ÷ 断面積  これは応力 (3)が最も紛らわしい選択肢です。同じ二つの値を使いながら、
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割る向きだけが逆になっています。 【向きの覚え方】 安全係数は1より大きい数 切断荷重のほうが大きいのだから、大きいほうを上に置くと覚えます。逆にすると、0.1 や 0.2 という小さな数になってしまい、「係数が大きいほど安全」という言い方と合いません。 【揚貨装置の玉掛用具の安全係数】 ワイヤロープ    6以上 つりチェーン    5以上 フック、シャックル 5以上 ワイヤロープだけが6で、ほかは5と押さえておきます。 【許容荷重】 許容荷重 = 切断荷重 ÷ 安全係数 安全に使ってよい荷重のことです。安全係数の式を移項した形になっています。(1)はこの式を安全係数の説明として書いたもので、結果は安全係数の逆数になってしまいます。 【応力との違い】 応力 = 荷重 ÷ 断面積 (5)は応力の求め方です。分母が面積なら応力、荷重なら係数、 と見分けます。 【安全係数が要るわけ】 ロープは使ううちに傷み、思わぬ衝撃も加わる 計算上ぎりぎりの太さでは、すぐに危なくなります。何倍かの余裕を最初から見込んでおくのが、安全係数の考え方です。

出典:揚貨装置運転士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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