揚貨装置の取扱いなどに関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。…
関係法令 第20問
揚貨装置の取扱いなどに関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
- (1)揚貨装置等を用いて、荷の巻出し又は引込みの作業を行うときは、巻出索又は引込索に用いるみぞ車を、ビームクランプ、シャックル等の取付具により船のフレームに確実に取り付けなければならない。
- (2)揚貨装置を用いて、荷の巻上げ又は巻卸しの作業を行うときは、当該作業の開始後直ちに、揚貨装置の作動状態について点検し、異常がないことを確認しなければならない。
- (3)揚貨装置の運転者を荷をつったまま作業位置から離れさせてはならない。
- (4)揚貨装置の玉掛けに用いるフック又はシャックルの安全係数については、5以上としなければならない。
- (5)揚貨装置等を用いて、船倉の内部の荷で、ハッチの直下にあるもの以外のものを巻き上げる作業を行うときは、巻出索を使用する等により、あらかじめ、当該荷をハッチの直下に移してから行わなければならない。
正答 (2)
正答は (2)。これが法令上、誤りです。
揚貨装置の作動状態についての点検は、作業を開始する前に行います。「開始後直ちに」ではありません。
動かしてから確かめるのでは遅いからです。法令の点検は、ほとんどが「その日の作業を開始する前に」と定められています。
【ほかの選択肢】
(1) 巻出索、引込索に用いるみぞ車は、ビームクランプ、シャックル
等の取付具により船のフレームに確実に取り付ける 正しい
(3) 運転者を、荷をつったまま作業位置から離れさせてはならない
正しい
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(4) 玉掛けに用いるフック又はシャックルの安全係数は5以上
正しい
(5) ハッチの直下にないものを巻き上げるときは、巻出索を使用
する等により、あらかじめハッチの直下に移してから行う
正しい
【「開始前」と「開始後」】
点検 作業を開始する前
確認 作業を開始する前
「開始後」「作業中」「終了後」に言い換えてあるものは、まず誤りと見てよいところです。
【荷をつったまま離れない】
つり荷は、いつ落ちるか分からない
運転位置を離れれば、異常が起きても止められません。荷を下ろし、または誰も近づけないようにしてからでないと離れられません。
【ハッチの直下に移す】
ハッチの真下から、まっすぐに巻き上げる
ハッチの直下にない荷をそのまま巻き上げると、索が斜めになって荷が振れ、船倉の壁や他の荷にぶつかります。巻出索で手前へ引き寄せてから、まっすぐ上げます。
【安全係数】
ワイヤロープ 6以上
フック、シャックル 5以上
出典:揚貨装置運転士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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