物体に働く摩擦力に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…

揚貨装置の運転のために必要な力学に関する知識 第36問

物体に働く摩擦力に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。 円柱状の物体を動かす場合、転がり摩擦力は滑り摩擦力に比べて小さくなります。大きい、では逆です。 重い荷をころに載せて動かすのは、この差を利用しています。転がすほうが、引きずるよりはるかに軽く動きます。 【摩擦力】 運動摩擦力  物体が他の物体に接触しながら運動しているときに働く摩擦力 静止摩擦力  接触面に沿う方向の力が作用しているのに静止しているとき、        接触面に働いている摩擦力 最大静止摩擦力 F = μ × N         μは静止摩擦係数、Nは接触面に作用する垂直力
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大小関係   運動摩擦力 < 最大静止摩擦力 転がり摩擦力 滑り摩擦力より小さい 【動き出すときがいちばん重いわけ】 最大静止摩擦力を超えないと、動き出さない いったん動き出せば運動摩擦力に変わり、少し軽くなります。重い荷を押すとき、最初だけ力が要るのはこのためです。 【F = μ × N の向き】 押し付ける力が大きいほど、滑りにくい 割り算にすると、強く押し付けるほど滑りやすいことになってしまい、実際と合いません。 【摩擦力が接触面積によらないわけ】 押し付ける力が同じなら、広くても狭くても同じ 面積が広がれば、そのぶん1か所あたりの押し付けが弱くなります。差し引きで同じになるので、式に面積は出てきません。

出典:揚貨装置運転士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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