次の文章は揚貨装置の玉掛けに用いる鎖の安全係数に係る法令条文を参考に作成したものであるが、この文中の[ ]内に入れるA…
関係法令 第13問
次の文章は揚貨装置の玉掛けに用いる鎖の安全係数に係る法令条文を参考に作成したものであるが、この文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せが、当該法令条文の内容と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。「事業者は、揚貨装置の玉掛けに用いる鎖で切断荷重の2分の1の荷重で引っ張った場合の伸びが0.6%のものの安全係数については、[A]以上としなければならない。この安全係数は、鎖の[B]の値を、当該鎖にかかる荷重の[C]の値で除した値である。」
- (1)A: 4 B: 切断荷重 C: 最小
- (2)A: 5 B: 切断荷重 C: 最大
- (3)A: 5 B: 許容荷重 C: 最小
- (4)A: 6 B: 許容荷重 C: 最大
- (5)A: 6 B: 切断荷重 C: 最小
正答 (2)
正答は (2)。
A 5
B 切断荷重
C 最大
【つりチェーンの安全係数】
次の両方に当てはまるもの → 4以上
切断荷重の2分の1の荷重で引っ張ったとき、伸びが0.5%以下
引張強さが400N/mm²以上で、所定の伸びがあること
それ以外のもの → 5以上
設問の鎖は、切断荷重の2分の1で引っ張ったときの伸びが0.6%です。0.5%以下に当てはまらないので、5以上になります。
0.5と0.6を見比べるのが、この設問の急所です。
【安全係数の式】
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安全係数 = 切断荷重 ÷ かかる荷重の最大の値
切れる力が、実際にかかる力の何倍あるか、という比です。
【「切断荷重」と「許容荷重」】
切断荷重 そのものが切れるときの荷重
許容荷重 安全に使える荷重
分子に来るのは切断荷重です。許容荷重を使ってしまうと、安全係数を二重に見込むことになります。
【「最大」と「最小」】
分母は、かかる荷重の最大の値
いちばん力がかかるときでも切れない、という設計をするので、最大の値で割ります。
【玉掛用具の安全係数】
ワイヤロープ 6以上
つりチェーン 5以上(条件を満たせば4以上)
フック、シャックル 5以上
ワイヤロープだけが6、つりチェーンだけが条件付きで4まで下げられる。この二つが例外です。
【なぜ良い鎖は4でよいのか】
伸びが小さく、強さが保証されているから
切れる前に伸びて知らせてくれるうえ、材質が確かなので、余裕を少し減らしても構わない、という考え方です。
出典:揚貨装置運転士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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