次の文中の[  ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。…

揚貨装置の運転のために必要な力学に関する知識 第34問

次の文中の[  ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「水平面に置いてある物体が図に示すように傾いているとき、この物体の各部分に作用する[A]により生じている力の合力Wが重心Gに鉛直に作用し、回転の中心△を支点として、物体を[B]とする方向に[C]が働く。」

揚貨装置運転士 2025年下半期(2026年4月公表) 第34問の図
正答 (2)
正答は (2)。 A 重力 B 元に戻そう C 力のモーメント 【図の読み方】 物体が傾き、片方の角(△の印)を支点として持ち上がっている 重心Gから、鉛直下向きに合力Wが働いている Wの作用線が、支点より内側(物体の側)を通っている この場合、重力Wは支点のまわりに物体を元に戻す向きのモーメントを作ります。手を離せば、物体はもとの位置へ倒れ戻ります。 【なぜ「重力」か】 物体の各部分に働いているのは重力 その合力が重心に集まって働く、と考えます。復元力という言葉は、ここでは働いている力の名前ではありません。重力が作るモーメントの結果が、元に戻そうとする働きです。
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【なぜ「力のモーメント」か】 支点を中心に回そうとする働きだから 引張力ではありません。物体は引っ張られているのではなく、回されようとしているのです。 【倒れるか戻るかの分かれ目】 重心からの鉛直線が、支点より内側 → 元に戻る 重心からの鉛直線が、支点より外側 → 倒れる これが安定・不安定の見分け方です。図で重心の位置と支点の位置を比べれば、答えは出ます。 【安定させるには】 重心を低くする 底面を広くする どちらも、重心からの鉛直線が支点の内側に入りやすくなります。 【荷役での応用】 背の高い荷は倒れやすい 荷を低く、広く積む デリックの荷をつるときも、重心の位置を見きわめてからつらないと、荷が回ったり振れたりします。

出典:揚貨装置運転士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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