図のような三相交流回路において,電源電圧は200 V,抵抗は8 Ω,リアクタンスは6 Ωである。この回路に関して誤ってい…
一般問題 第5問
図のような三相交流回路において,電源電圧は200 V,抵抗は8 Ω,リアクタンスは6 Ωである。この回路に関して誤っているものは。
- イ1相当たりのインピーダンスは,10 Ωである。
- ロ線電流Iは,10 Aである。
- ハ回路の消費電力は,3 200 Wである。
- ニ回路の無効電力は,2 400 varである。
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
星形(Y)結線の負荷です。各相の負荷に加わる電圧は線間電圧の1/√3になります。
相電圧 = 200 ÷ √3 ≒ 115.5[V]
1相のインピーダンス = √(8² + 6²) = 10[Ω]
線電流 = 115.5 ÷ 10 ≒ 11.5[A]
線電流は約11.5Aで、10Aではありません。誤っているのは(2)(ロ)です。
【正しい選択肢】
(1) 1相当たりのインピーダンスは10Ω 上の計算のとおりです
(3) 消費電力は3200W3 × 線電流² × 抵抗 = 3 × (200/√3÷10)² × 8= 3 × 400/3 × 8 = 3200[W]
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 無効電力は2400var3 × 400/3 × 6 = 2400[var]
【計算を楽にするこつ】
線電流の2乗は (200/√3)² ÷ 10² = 40000/3 ÷ 100 = 400/3 です。3相分を掛けると3が消えて400になり、これに抵抗8Ωを掛ければ消費電力、リアクタンス6Ωを掛ければ無効電力が出ます。
【間違えやすい点】
200Vを10Ωで割ると10Aになり、(2)が正しく見えます。星形結線では、相に加わる電圧は200Vではなく200/√3Vです。
出典:令和4年度第一種電気工事士学科試験 問5(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
「一般問題」のほかの問題
- 令和5年度 第5問図のような三相交流回路において,電源電圧は200 V,抵抗は8Ω,リアクタンスは6Ωであ
- 令和5年度 第11問変圧器の鉄損に関する記述として,正しいものは。
- 令和6年度上期(出題例) 第18問架空電線路の支持物の強度計算を行う場合,一般的に考慮しなくてもよいものは。
- 令和6年度下期 第24問600 V 以下で使用される電線又はケーブルの記号に関する記述として,誤っているものは。
- 令和7年度上期(出題例) 第30問①に示すDS に関する記述として,誤っているものは。
- 令和7年度下期 第36問需要家の月間などの1 期間における平均力率を求めるのに必要な計器の組合せは。
スポンサーリンク


