定格電圧100 V,定格消費電力1 kW の電熱器の電熱線が全長の10 %のところで断線したので,その部分を除き,残りの…
一般問題 第4問
定格電圧100 V,定格消費電力1 kW の電熱器の電熱線が全長の10 %のところで断線したので,その部分を除き,残りの90 %の部分を電圧100 V で1 時間使用した場合,発生する熱量[kJ]は。ただし,電熱線の温度による抵抗の変化は無視するものとする。
- イ2 900
- ロ3 600
- ハ4 000
- ニ4 400
正答 ハ
正答は (3)。
【結論】
まず電熱線の抵抗を求め、断線後の抵抗を出してから発熱量を計算します。
もとの抵抗 = 電圧² ÷ 電力
= 100² ÷ 1000
= 10[Ω]
残った90パーセントの抵抗 = 10 × 0.9 = 9[Ω]
そのときの電力 = 電圧² ÷ 抵抗
= 100² ÷ 9
= 1111.1[W]
発熱量 = 電力 × 時間
= 1111.1 × 3600
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= 4000000[J]
= 4000[kJ]
【短く解くなら】
電圧が一定のとき、電力は抵抗に反比例します。抵抗が0.9倍になれば電力は 1 ÷ 0.9 倍です。
1[kW] × 1 ÷ 0.9 × 3600[s] = 4000[kJ]
1000W × 3600秒 = 3600kJ が断線前の発熱量ですから、それを
0.9で割れば4000kJ と出ます。
【誤りの選択肢】
(1) 2900 抵抗が0.9倍だから電力も0.9倍、と取り違えたときに近い値
(2) 3600 断線前の値。抵抗の変化を見ていない
(4) 4400 0.8で割ったときなど
【間違えやすい点】
電熱線が短くなると抵抗が減り、電力は増えます。切れて短くなった
ぶん弱くなる、と考えると(1)や(2)を選びます。電圧が一定である点が要です。
出典:令和6年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問4(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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