同一容量の単相変圧器を並行運転するための条件として,必要でないものは。…
一般問題 第19問
同一容量の単相変圧器を並行運転するための条件として,必要でないものは。
- イ各変圧器の極性を一致させて結線すること。
- ロ各変圧器の変圧比が等しいこと。
- ハ各変圧器のインピーダンス電圧が等しいこと。
- ニ各変圧器の効率が等しいこと。
正答 ニ
正答は (4)。
【結論】
単相変圧器を並行運転するための条件に、効率が等しいことは含まれません。効率が多少違っていても、並行運転そのものは成立します。
【並行運転に必要な条件】
極性が一致していること
巻数比(変圧比)が等しいこと
百分率インピーダンス(インピーダンス電圧)が等しいこと
内部抵抗とリアクタンスの比が等しいこと
条件がそろわないと何が起きるかを見ると、必要性が分かります。
極性が違う 二次巻線の間で大きな循環電流が流れ、変圧器が焼損する
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変圧比が違う 二次電圧に差が生じ、その差によって循環電流が流れる
インピーダンス電圧が違う 負荷の分担が容量の比に応じた形にならず、一方が過負荷になる
いずれも、そのままでは運転を続けられない不具合です。効率が違っても、こうした不具合は起きません。
【インピーダンス電圧とは】
変圧器の二次側を短絡し、一次側に電圧を加えて定格電流を流したときの、一次側の電圧のことです。これを定格電圧に対する百分率で表したものが百分率インピーダンスです。この値が等しければ、並行運転する変圧器は容量に比例して負荷を分け合います。
【間違えやすい点】
この問題は「必要でないもの」を選びます。条件を三つ挙げて一つだけ違うものを混ぜる形なので、必要な条件を覚えているだけで答えられます。逆に「必要なもの」を選ぶ問い方もあるので、問い方を先に確かめてください。
出典:令和7年度下期第一種電気工事士学科試験 問19(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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