図のように三相3 線式の高圧配電線路の末端に遅れ力率80 %の三相負荷がある。変電所から負荷までの配電線路の電圧降下(V…
一般問題 第6問
図のように三相3 線式の高圧配電線路の末端に遅れ力率80 %の三相負荷がある。変電所から負荷までの配電線路の電圧降下(Vs-Vr)が300 V であるとき,配電線路の線電流I [A]の値は。ただし,配電線路の電線1 線当たりの抵抗は0.8 Ωとし,リアクタンスは0.6 Ωとする。
- イ100
- ロ100√3
- ハ104√3
- ニ300
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
三相3線式の電圧降下は、次の近似式で表されます。遅れ力率なので+を使います。
電圧降下 = √3 × I × (R cosθ + X sinθ)
力率80%のとき、cosθ=0.8、sinθ=0.6です。
R cosθ + X sinθ = 0.8 × 0.8 + 0.6 × 0.6
= 0.64 + 0.36
= 1.0
300 = √3 × I × 1.0
I = 300 ÷ √3
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= 100√3[A](約173A)
正しいのは(2)(ロ)です。
【誤りの選択肢】
(1) 100 √3で割らずに3で割った値です
(3) 104√3 計算と合いません
(4) 300 電圧降下の値をそのまま電流とした値です
【計算のこつ】
300÷√3は、分母と分子に√3を掛けて 300√3÷3 = 100√3 と直します。抵抗0.8Ω、リアクタンス0.6Ωと力率0.8の組合せで、かっこの中がちょうど1になるように作られた設問です。
出典:令和8年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問6(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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