高圧受電設備の短絡保護装置として,適切な組合せは。…

一般問題 第20問

高圧受電設備の短絡保護装置として,適切な組合せは。

正答 ニ
正答は (4)。 【結論】 短絡保護は、過電流継電器で短絡電流を検出し、高圧真空遮断器で電路を遮断する組合せで行います。検出する継電器と、遮断する装置の両方が短絡に対応していなければなりません。 【短絡保護と地絡保護の対応】  短絡保護  過電流継電器       + 高圧真空遮断器(遮断器)  地絡保護  地絡継電器、地絡方向継電器 + 遮断器、又は地絡継電装置付高圧交流負荷開閉器 過電流継電器は電流の大きさを見て動作します。短絡が起きると定格電流をはるかに超える電流が流れるので、これを検出できます。地絡継電器は零相電流を見るので、短絡のような相間の事故は検出できません。
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【なぜ負荷開閉器では駄目なのか】 高圧柱上気中開閉器のような負荷開閉器は、通常の負荷電流を開閉するための機器です。短絡電流のような大電流を遮断する能力はありません。短絡電流を無理に切ろうとすると、アークが消えずに開閉器自身が破壊されます。短絡を切るには、消弧能力を備えた遮断器が必要です。 【誤りの選択肢】 (1) 過電流継電器と高圧柱上気中開閉器  検出はできますが、開閉器に短絡電流を遮断する能力がありません (2) 地絡継電器と高圧真空遮断器  遮断器は短絡を切れますが、地絡継電器では短絡を検出できません (3) 地絡方向継電器と高圧柱上気中開閉器  地絡保護の組合せです。短絡保護にはなりません 【間違えやすい点】 検出する側と遮断する側の二つがそろって初めて保護になります。どちらか一方だけが正しい選択肢が並んでいるので、両方を確かめてください。

出典:令和7年度下期第一種電気工事士学科試験 問20(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ

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