合成樹脂管工事に使用されるTS カップリングの使用目的は。…
一般問題 第11問
合成樹脂管工事に使用されるTS カップリングの使用目的は。
- イ硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
- ロ硬質ポリ塩化ビニル電線管をアウトレットボックス等に接続するのに用いる。
- ハ硬質ポリ塩化ビニル電線管の管端を保護するのに用いる。
- ニ硬質ポリ塩化ビニル電線管と合成樹脂製可とう電線管とを接続するのに用いる。
正答 イ
正答は (1)。
【TSカップリングの役目】
TSカップリングは、硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)どうしをつなぐための継手です。管の両端を差し込める筒状の部品で、専用の接着剤を塗って差し込み、接着して一体化させます。よって (1) が正答です。
合成樹脂管工事では、管相互および管とボックスとの接続で、管の差込み深さを管の外径の1.2倍以上(接着剤を使用する場合は0.8倍以上)とすることが求められています。接着剤を使うのは、抜け止めと同時に、継目からの水の浸入を防ぐためでもあります。
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【誤りの選択肢 (2)】
硬質ポリ塩化ビニル電線管をアウトレットボックスなどに接続するのは、ボックスコネクタの役目です。TSカップリングは管どうしをつなぐもので、ボックスにはつなげません。
【誤りの選択肢 (3)】
管端を保護するのは、絶縁ブッシングや、屋外で雨水の浸入を防ぐエントランスキャップ、ターミナルキャップなどの役目です。カップリングは接続する部品であって、管端を保護する部品ではありません。
【誤りの選択肢 (4)】
硬質ポリ塩化ビニル電線管と合成樹脂製可とう電線管というように、種類の違う管どうしをつなぐのはコンビネーションカップリングです。TSカップリングは同じ種類、同じ太さの管どうしをつなぐものです。
【間違えやすい点】
カップリングと名の付く部品には、金属管用のもの、ねじなし電線管用のもの、異種管接続用のコンビネーションカップリング、合成樹脂管用のTSカップリングがあります。カップリングは管どうしをつなぐもの、ボックスコネクタはボックスにつなぐものという役目の区別を先に押さえ、そのうえで管の種類ごとに枝分かれすると整理しやすくなります。
出典:令和8年度上期第二種電気工事士学科試験 問11(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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