住宅建物および家財を対象とする火災保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (13)
住宅建物および家財を対象とする火災保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)火災保険の対象となる住宅建物は、その構造により、M構造、T構造、H構造に区分され、構造級別による保険料率は、M構造が最も高い。
- (2)火災保険から支払われる損害保険金の額は、損害の程度を「全損」「大半損」「小半損」「一部損」に区分し、再調達価額にその区分に応じた割合を乗じ、その金額から免責金額を控除して算出される。
- (3)住宅建物および家財を対象として火災保険を契約する場合、被保険者が所有する自動車に生じた火災等による損害は、当該自動車がその敷地内にある車庫に収容されている場合に限り、補償の対象となる。
- (4)火災保険では、風災等により建物等の外側の破損がない場合、風・雨・雹(ひょう)・雪・砂塵等の建物内部への吹込みや浸込み等により生じた損害は、補償の対象とならない。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
住宅火災保険などの風災・雹(ひょう)災・雪災の補償では、建物の外側が風災などによって破損し、その破損部分から雨・雪などが吹き込んで生じた損害は対象になりますが、外側の破損がない場合の吹込み・浸込みによる損害は、補償の対象外とされるのが一般的です。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。住宅物件の構造級別は、M構造(マンション構造)、T構造(耐火構造)、H構造(非耐火構造)に区分され、保険料率はH構造が最も高く、M構造が最も低くなります。
(2) 誤り。「全損」「大半損」「小半損」「一部損」に区分して保険金額に一定割合を掛けるのは、地震保険の支払方法です。火災保険の損害保険金は、実際の損害額(再調達価額を基準に保険金額の範囲内)から免責金額を差し引いて支払われます。
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(3) 誤り。住宅の火災保険の家財には、自動車(原動機付自転車を除く)は含まれません。車庫に収容されていても、自動車の火災などの損害は自動車保険(車両保険)で備えます。
【構造級別と保険料率】
M構造(コンクリート造の共同住宅など)<T構造(耐火・準耐火の一戸建てなど)<H構造(木造など)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2021年9月 (13)出典元ページ
最終更新日
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