Aさん(45歳)は、65歳から10年間にわたって毎年1,000千円を受け取るために、65歳までの20年間、年金原資を毎年…
学科 基礎編 (1)
Aさん(45歳)は、65歳から10年間にわたって毎年1,000千円を受け取るために、65歳までの20年間、年金原資を毎年均等に積み立てることを考えている。この場合、45歳から65歳までの20年間の毎年の積立額として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、積立期間および取崩期間中の運用利回り(複利)は年3%とし、積立ておよび取崩しは年1回行うものとする。また、下記の係数表を利用して算出し、計算結果は千円未満を切り捨て、手数料や税金等は考慮しないものとする。
- (1)317千円
- (2)372千円
- (3)412千円
- (4)435千円
正答 (1)
正答は (1)。317千円が最も適切です。
まず、65歳から10年間、毎年1,000千円を受け取るために65歳時点で必要な原資を年金現価係数で求め、次にその原資を20年間の積立で用意するための毎年の額を減債基金係数で求めます。
【計算】
①65歳時点で必要な原資(年3%・10年の年金現価係数)1,000千円×8.5302=8,530.2千円
②毎年の積立額(年3%・20年の減債基金係数)8,530.2千円×0.0372=317.32…千円千円未満を切り捨てて317千円
【ほかの選択肢】
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(2) 372千円 誤り。受け取る総額10,000千円(1,000千円×10年)に減債基金係数を掛けた額で、取崩し期間中の運用を考えていません。
(3) 412千円 誤り。正しい係数の組合せ(10年の年金現価係数で原資を求め、20年の減債基金係数で積立額にする)では317千円で、412千円にはなりません。
(4) 435千円 誤り。原資8,530.2千円に30年の資本回収係数0.0510を掛けた額(435.04千円)に当たり、積立期間20年の減債基金係数を使っていません。
【係数の組合せ(年金を準備する問題)】
受け取る年金→必要な原資 年金現価係数
必要な原資→毎年の積立額 減債基金係数
(毎年の積立額→将来の金額は年金終価係数、元本→毎年の受取額は資本回収係数)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年9月 (1)出典元ページ
最終更新日
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