変動金利型の住宅ローンを返済しているAさんの返済方法の見直し等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (9)
変動金利型の住宅ローンを返済しているAさんの返済方法の見直し等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)Aさんが全期間固定金利型の住宅ローンに借り換えた場合、仮に返済期間中に市中金利が上昇しても、金利の上昇分に相当する額の返済負担が増加するリスクは避けられる。
- (2)Aさんが別の金融機関の住宅ローンに借り換える場合、元金均等返済を選択する方が、他の条件が同じ元利均等返済と比べて、総返済額は少なくなる。
- (3)Aさんが別の金融機関の住宅ローンに借り換える場合、一般に、抵当権の抹消および借換先の金融機関の抵当権の設定が必要となり、登録免許税等の諸費用の負担が発生する。
- (4)Aさんが住宅ローンの一部繰上げ返済をする場合、毎月の返済額を変更せずに返済期間を短縮する期間短縮型よりも、返済期間を変更せずに毎月の返済額を減らす返済額軽減型の方が、利息軽減効果が高くなる。
正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。
一部繰上げ返済では、同じ金額を返す場合、期間短縮型の方が返済額軽減型より利息を減らす効果が高くなります。期間短縮型は返済期間の後ろの部分(利息の負担が累積する部分)をなくすためです。返済額軽減型は、毎月の負担を軽くしたいときに向いています。
【ほかの選択肢】
(1) 全期間固定金利型に借り換えれば、借入後に市中金利が上がっても返済額は変わりません。 適切
(2) 他の条件が同じなら、元金均等返済の方が元金の減り方が早いので、元利均等返済より総返済額は少なくなります。 適切
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 借換えでは、元の抵当権の抹消と新しい抵当権の設定の登記が必要で、登録免許税・司法書士報酬・事務手数料などの諸費用がかかります。 適切
【返済方法の比較】
元利均等返済 毎回の返済額が一定。初めは利息の割合が大きい
元金均等返済 毎回の元金の返済額が一定。当初の返済額が大きいが、総返済額は少ない
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2024年9月 (9)出典元ページ
最終更新日
「ライフプランニングと資金計画」のほかの問題
- 2019年5月 (1)ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の顧客に対する行為に関する次の記述のう
- 2020年1月 (9)奨学金および教育ローンに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2021年9月 (2)ファイナンシャル・プランナーがライフプランニングに当たって作成する各種の表の一般的な作成
- 2022年9月 (4)国民年金の保険料に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2023年5月 (10)クレジットカード会社(貸金業者)が発行するクレジットカードの一般的な利用に関する次の記述
- 2024年5月 (9)住宅ローンの一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
スポンサーリンク

