内閣府が公表する景気動向指数に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
金融資産運用 (21)
内閣府が公表する景気動向指数に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)景気動向指数は、景気の現状把握および将来予測に資するために作成された指標であり、コンポジット・インデックス(CI)を中心として公表される。
- (2)消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財およびサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定した指標であり、そのうち生鮮食品を除く総合指数は、景気動向指数の遅行系列に採用されている。
- (3)コンポジット・インデックス(CI)は、主として景気拡張の動きの各経済部門への波及度合いを測定することを目的としており、景気の拡張局面では50%を上回り、景気の後退局面では50%を下回る傾向がある。
- (4)景気転換点の判定には、一致指数を構成する個別指標ごとに統計的手法を用いて景気の山と谷を設定し、谷から山に向かう局面にある指標の割合を算出したヒストリカル・ディフュージョン・インデックス(ヒストリカルDI)が用いられている。
正答 (3)
正答は (3)。これが不適切です。
記述は、ディフュージョン・インデックス(DI)の説明です。DIは、採用系列のうち改善(拡張)している指標の割合で、景気の各経済部門への波及の度合いを表し、50%を上回るか下回るかで判断します。コンポジット・インデックス(CI)は、採用系列の変化率を合成したもので、景気変動の大きさやテンポ(量感)を測ります。一致指数のCIが上昇していれば景気の拡張局面、低下していれば後退局面と判断します。
【ほかの選択肢】
(1) 景気動向指数は、景気の現状把握と将来予測のための指標で、2008年4月分からCIを中心に公表されています。 適切
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は、景気動向指数の遅行系列に採用されています。 適切
(4) 景気の山・谷(景気基準日付)の判定には、一致系列の指標ごとに山・谷を設定して算出するヒストリカルDIが使われます。 適切
【景気動向指数の系列の例】
先行系列 新規求人数(除学卒)、実質機械受注、消費者態度指数、東証株価指数など
一致系列 鉱工業生産指数、有効求人倍率(除学卒)、商業販売額など
遅行系列 完全失業率、家計消費支出、法人税収入、消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)など
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2025年1月 (21)出典元ページ
最終更新日
「金融資産運用」のほかの問題
- 2019年9月 (28)わが国における個人による金融商品取引に係るセーフティネットに関する次の記述のうち、最も不
- 2020年9月 (30)金融商品の取引に係る各種法令に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問
- 2022年1月 (21)金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2023年5月 (24)東京証券取引所の市場区分等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2024年1月 (28)上場株式等の譲渡および配当等(一定の大口株主等が受けるものを除く)に係る税金に関する次の
- 2025年5月 (27)オプション取引の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
スポンサーリンク

