GM計数管式サーベイメータによる測定に関する次の文中の[  ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは(1)…

ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 第4問

GM計数管式サーベイメータによる測定に関する次の文中の[  ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。「計数率計の時定数の値を大きくすると、指針のゆらぎが[A]なり、指示値の相対標準偏差は[B]なるが、応答は[C]なる。」

正答 (1)
正答は (1)。Aが「小さく」、Bが「小さく」、Cが「遅く」です。 「計数率計の時定数の値を大きくすると、指針のゆらぎが小さくなり、指示値の相対標準偏差は小さくなるが、応答は遅くなる。」 【時定数】 計数率計が、値を平均する時間の長さ 大きくする → ばらつきが小さくなる(指針が安定する)         応答が遅くなる 小さくする → ばらつきが大きくなる(指針が振れる)         応答が速くなる 精度と速さは両立しません。 【なぜ平均すると安定するか】
解説の続きをみる続きを閉じる
長い時間にわたって数えれば、数える回数が増える 相対標準偏差 = 1 ÷ √(2 × 計数率 × 時定数) 時定数が分母にあるので、大きくすれば小さくなります。 【なぜ応答が遅くなるか】 過去の値も含めて平均している 線量率が急に変わっても、指針がついてこられません。新しい値に落ち着くまで時間がかかります。 【使い分け】 広い範囲をざっと探す → 時定数を小さく(速く動く) 一か所で正確に読む  → 時定数を大きく(安定する) 漏えい線の有無を探すときは小さく、線量率を記録するときは大きくします。 【指針のゆらぎと相対標準偏差】 同じことを、目で見た感じと数値で表したもの ゆらぎが小さくなれば、相対標準偏差も小さくなります。AとBは同じ向きに動く、と分かれば選択肢が絞れます。 【時定数の目安】 読み取りは、時定数の3倍の時間を待ってから 指針が落ち着くまでに、それだけかかります。

出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識」のほかの問題

  1. 2023年上半期(2023年10月公表) 第4問被ばく線量測定のための放射線測定器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  2. 2024年上半期(2024年10月公表) 第2問気体の電離を利用する放射線検出器の印加電圧と生じる電離電流の特性に対応した次のAからDの
  3. 2024年上半期(2024年10月公表) 第10問次の図は、¹³⁷Csによるガンマ線の鉄板に対する1cm線量当量透過率と、鉄板の厚さとの関
  4. 2024年下半期(2025年4月公表) 第8問男性の放射線業務従事者が、透過写真撮影用ガンマ線照射装置を用い、肩から大腿部までを覆う防
  5. 2025年上半期(2025年10月公表) 第6問ガンマ線の測定に用いるサーベイメータに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  6. 2025年下半期(2026年4月公表) 第4問被ばく線量測定のための放射線測定器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク