次の図は、¹³⁷Csによるガンマ線の鉄板に対する1cm線量当量透過率と、鉄板の厚さとの関係を示したものである。…
ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 第10問
次の図は、¹³⁷Csによるガンマ線の鉄板に対する1cm線量当量透過率と、鉄板の厚さとの関係を示したものである。1TBqの¹³⁷Cs点状線源から2m離れたところの1cm線量当量率を6.92µSv/hにするために必要とする鉄板のおよその厚さは(1)~(5)のうちどれか。ただし、1MBqの¹³⁷Cs点状線源から1m離れたところの1cm線量当量率は、0.091 µSv/hとする。
- (1)6cm
- (2)12 cm
- (3)18 cm
- (4)24 cm
- (5)30 cm
正答 (3)
正答は (3)。約18cm です。
【遮蔽なしのときの線量当量率】
1MBqの線源から1mで 0.091µSv/h
1TBq = 100万MBq(10の6乗倍)
1mでの線量当量率 = 0.091 × 1000000 = 91000µSv/h
【2m離すと】
距離が2倍 → 線量率は4分の1
91000 ÷ 4 = 22750µSv/h
【必要な透過率】
6.92 ÷ 22750 = 約0.0003(3 × 10のマイナス4乗)
【図から厚さを読む】
1cm線量当量透過率が約3 × 10のマイナス4乗になる鉄板の厚さを、グラフから読み取ると 約18cm
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【解く順序】
① 線源の強さから、1mでの線量当量率を出す
② 逆二乗の法則で、2mでの値にする
③ 目標の値と比べ、必要な透過率を出す
④ グラフから、その透過率に当たる厚さを読む
四段階あるので、単位と桁を取り違えないようにします。
【単位の換算】
1TBq = 1000GBq = 1000000MBq
T(テラ) 10の12乗
G(ギガ) 10の9乗
M(メガ) 10の6乗
TとMでは10の6乗、つまり100万倍の差があります。ここを間違えると、答えがまるで変わります。
【確かめ方】
半価層を使って数える
137セシウムの鉄に対する半価層は約1.6cmです。
3 × 10のマイナス4乗 → およそ3300分の1
2の11乗 = 2048、2の12乗 = 4096
11~12半価層ぶん。1.6 × 11.7 = 約18cm。グラフから読んだ値と合います。
【グラフの読み方】
縦軸は透過率(対数目盛)、横軸は厚さ
対数目盛なので、目盛の間隔が一定ではありません。桁を数えながら読みます。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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