株主総会に関する次の記述のうち、会社法の規定に照らし、誤っているものはどれか。…
商法・会社法 問題39
株主総会に関する次の記述のうち、会社法の規定に照らし、誤っているものはどれか。
- (1)株式会社は、基準日を定めて、当該基準日において株主名簿に記載または記録されている株主(以下、「基準日株主」という。)を株主総会において議決権を行使することができる者と定めることができる。
- (2)株式会社は、基準日株主の権利を害することがない範囲であれば、当該基準日後に株式を取得した者の全部または一部を株主総会における議決権を行使することができる者と定めることができる。
- (3)株主は、株主総会ごとに代理権を授与した代理人によってその議決権を行使することができる。
- (4)株主総会においてその延期または続行について決議があった場合には、株式会社は新たな基準日を定めなければならず、新たに定めた基準日における株主名簿に記載または記録されている株主が当該株主総会に出席することができる。
- (5)株主が議決権行使書面を送付した場合に、当該株主が株主総会に出席して議決権を行使したときには、書面による議決権行使の効力は失われる。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
会社法317条は、株主総会でその延期又は続行について決議があった場合には、招集の手続(298条・299条)は不要としています。延期・続行後の総会(継続会)は当初の総会と同じ総会なので、新たな基準日を定める必要はなく、当初の総会で議決権を行使できた株主がそのまま出席できます。
【ほかの選択肢】
(1) 124条1項は、株式会社は、一定の日(基準日)を定めて、基準日に株主名簿に記載されている株主を、権利を行使することができる者と定めることができるとしています 正しい
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(2) 124条4項は、基準日株主が行使できる権利が株主総会における議決権であるときは、基準日株主の権利を害することができない範囲で、基準日後に株式を取得した者の全部又は一部を議決権を行使できる者と定めることができるとしています 正しい
(3) 310条1項・2項は、株主は代理人によって議決権を行使でき、代理権の授与は株主総会ごとにしなければならないとしています 正しい
(5) 書面で議決権を行使した株主が、その後に株主総会に出席して議決権を行使したときは、書面による議決権の行使は撤回されたものとして効力を失うと解されています 正しい
出典:令和2年度 行政書士試験 問題39(一般財団法人行政書士試験研究センター公表)出典元ページ
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