ヨーロッパの国際組織に関する次のア~オの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。…

基礎知識 問題48

ヨーロッパの国際組織に関する次のア~オの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。ア 1960年にイギリスが中心となって設立されたヨーロッパの経済統合を目指す国際機関を欧州経済共同体(EEC)という。イ 国際連合の下部組織としてヨーロッパの一部の国際連合加盟国が参加して形成された国際機関を欧州連合(EU)という。ウ ヨーロッパにおける人権保障、民主主義、法の支配の実現を目的とした国際機関を欧州評議会(Council of Europe)という。エ ヨーロッパがヨーロッパ外部からの攻撃に対して防衛するためアメリカとヨーロッパ各国が結んだ西欧条約に基づいて設立された集団防衛システムを西欧同盟(WEU)という。オ 欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国が欧州連合(EU)に加盟せずにヨーロッパの市場に参入することができるよう作られた仕組みを欧州経済領域(EEA)という。

正答 (5)
正答は (5)。妥当なのはウとオです。 【ア】妥当でない 欧州経済共同体(EEC)は、1957年のローマ条約に基づき、1958年にフランス・西ドイツ・イタリア・ベネルクス3国の6か国で発足しました。1960年にイギリスが中心となって設立したのは、欧州自由貿易連合(EFTA)です。 【イ】妥当でない 欧州連合(EU)は、1993年発効のマーストリヒト条約により発足した、加盟国による独自の地域統合の組織で、国際連合の下部組織ではありません。 【ウ】妥当 欧州評議会(Council of Europe)は、1949年に設立された、人権・民主主義・法の支配の実現を目的とする国際機関です。欧州人権条約を採択し、欧州人権裁判所を置いています。EUの機関である欧州理事会(European Council)とは別の組織です。
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【エ】妥当でない 西欧同盟(WEU)は、1948年のブリュッセル条約(西欧条約)を基礎とする西ヨーロッパ諸国の防衛協力の機構で、アメリカは加盟していません(2011年に活動を終了)。アメリカとヨーロッパ各国の集団防衛体制は、1949年の北大西洋条約に基づく北大西洋条約機構(NATO)です。 【オ】妥当 欧州経済領域(EEA)は、1994年に発足した、EUとEFTA加盟国(スイスを除く)との間で、EUの単一市場(人・物・サービス・資本の自由な移動)を広げる仕組みです。EFTA加盟国はEUに加盟しないままEUの市場に参入できます。 【まとめ】 妥当なのはウとオで、この組合せは (5) です。

出典:令和4年度 行政書士試験 問題48(一般財団法人行政書士試験研究センター公表)出典元ページ

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