気こう室における加圧又は減圧時に行う措置に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。…

関係法令 第37問

気こう室における加圧又は減圧時に行う措置に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。 加圧の速度は、毎分0.08MPa以下としなければなりません。「毎分1.00MPa以下」では、12倍以上もゆるい値になります。 【加圧・減圧の速度】 加圧 → 毎分0.08MPa以下 減圧 → 毎分0.08MPa以下(原則) → どちらも同じ0.08MPa 【(4)との読み比べ】 (4) 減圧の速度は、原則として毎分0.08MPa以下 → 減圧が0.08なのに、加圧が1.00では釣り合わない 加圧も減圧も、体に急な変化を与えれば害になります。同じ桁の値であるのが自然です。
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【1.00MPaがどれほど速いか】 作業気圧は、せいぜい0.4MPa程度 毎分1.00MPaなら、30秒もかからずに作業気圧に達します。耳抜きをする暇もありません。 【急に加圧すると】 中耳腔が縮んで鼓膜が押し込まれる → 痛み、鼓膜の破損 中耳腔内外の圧力差が0.03MPaになると、多くの人が痛みを感じます。毎分1.00MPaなら、わずか2秒足らずでその差に達します。 【ほかの選択肢】 (2) 減圧を行うときは、あらかじめ、減圧に要する時間を周知させなければならない 正しい (3) 減圧に要する時間が1時間を超える場合には、椅子その他の休息用具を使用させなければならない 正しい (4) 減圧の速度は、原則として、毎分0.08MPa以下正しい (5) 気こう室内の温度が10℃以下である場合には、毛布その他の適当な保温用具を使用させなければならない 正しい 【椅子を使わせるわけ】 減圧には、長いときで何時間もかかる その間ずっと立たせておくわけにはいきません。また、体を動かすことは減圧症の誘因になるので、静かに座って待つほうが安全です。 【時間を周知させるわけ】 あとどれだけかかるか分からないと、焦って勝手に出ようとする 【10℃以下で保温用具】 減圧中は断熱膨張で気温が下がる 体が冷えると血流が悪くなり、窒素が抜けにくくなります。 【救出時の例外】 健康に異常を生じた者を救出するときは、必要な限度において減圧の速度を速めることができます。

出典:高圧室内作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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