ニューマチックケーソンの艤装に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
圧気工法 第8問
ニューマチックケーソンの艤装に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)送排気用パイプは、ケーソン躯体の外面に沿って設置する。
- (2)ケーソン沈設中のシャフトには振れ止めの処置を行う。
- (3)ボトムドアは、シャフト穴を作業室天井スラブの位置で塞ぐ蓋であり、シャフト継ぎ足し時に作業室内の圧力を一定に保ちながらシャフト内の圧縮空気を排気して大気圧にするためのものである。
- (4)マテリアルロックは、通常、人の出入りには使用しないが、小規模な修理・点検整備等には作業者が入る場合もあるので、墜落防止のための措置を講じる。
- (5)艤装の撤去は、中埋めコンリートが十分硬化した後に行う。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
送排気用パイプは、ケーソン躯体の中に埋め込んで設置します。「躯体の外面に沿って」は誤りです。
【なぜ埋め込むのか】
外面に沿わせれば、沈下のときに地盤とこすれる
ケーソンは地中を押し下げられていきます。外面に露出した管は、土砂に削られ、石にぶつかって潰れます。送気が止まれば、作業室に水が入り、人命に関わります。
コンクリートの中を通せば、躯体が守ってくれます。電線のキャブタイヤケーブルを躯体内に埋め込むのと同じ考え方です。
【ほかの選択肢】
(2) ケーソン沈設中のシャフトには振れ止めの処置を行う正しい
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(3) ボトムドアは、シャフト穴を作業室天井スラブの位置で塞ぐ蓋であり、シャフト継ぎ足し時に作業室内の圧力を一定に保ちながらシャフト内の圧縮空気を排気して大気圧にする 正しい
(4) マテリアルロックは、通常、人の出入りには使用しないが、作業者が入る場合もあるので、墜落防止のための措置を講じる 正しい
(5) 艤装の撤去は、中埋めコンクリートが十分硬化した後に行う 正しい
【ボトムドアの位置】
ボトム=底 シャフトの底(作業室天井スラブの位置)を塞ぐ
→ 作業室内の圧力を一定に保ったまま
→ シャフト内の圧縮空気を排気して大気圧にできる
→ その状態でシャフトを継ぎ足す
作業室とシャフトの境目を塞いでこそ、作業室の圧力を保てます。シャフトの上部を塞いでも、作業室とシャフトはつながったままです。
【振れ止めが要るわけ】
シャフトの横振れは、継ぎ足し用ボルトの疲労の原因
ケーソンが沈むにつれてシャフトは長くなり、揺れやすくなります。ボルトが折れればシャフトが落ちます。
【艤装の撤去】
中埋めコンクリートが十分硬化した後
固まる前に撤去すれば、支えを失って崩れます。
出典:高圧室内作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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