高圧室内業務の管理に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。…
関係法令 第35問
高圧室内業務の管理に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
- (1)減圧を終了した高圧室内作業者には、当該減圧を終了した時から14時間は、重激な業務に従事させてはならない。
- (2)高圧室内業務を行うときは、空気圧縮機の付近に、高圧室内作業者及び空気圧縮機の運転を行う者との連絡等の措置を講ずるための連絡員を、常時配置しなければならない。
- (3)作業室内において発破を行ったときは、高圧室内業務従事者が作業室内の空気が発破前の状態に復する前に入室することを禁止しなければならない。
- (4)必要のある者以外の者が再圧室を設置した場所及び当該再圧室を操作する場所に立ち入ることを禁止しなければならない。
- (5)作業の性質上やむを得ない場合には、ゲージ圧力0.1MPa未満の気圧下であれば潜函内で溶接等の作業を行うことができる。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
連絡員は、気こう室の付近に常時配置しなければなりません。「空気圧縮機の付近」ではありません。
【なぜ気こう室の付近なのか】
気こう室は、作業室と地上の境目
人も物も、必ずここを通ります。中の様子が分かり、外にもすぐ知らせられる位置です。空気圧縮機の付近では、作業室の中で何が起きているかが分かりません。
【連絡員の役目】
高圧室内作業者と、空気圧縮機の運転を行う者との連絡
異常があったときの通報
出入りの人数の把握
中と外をつなぐのが仕事ですから、その境目にいます。
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【ほかの選択肢】
(1) 減圧を終了した作業者には、減圧を終了した時から14時間は重激な業務に従事させてはならない 正しい
(3) 作業室内において発破を行ったときは、空気が発破前の状態に復する前に入室することを禁止する 正しい
(4) 必要のある者以外の者が、再圧室を設置した場所及び操作する場所に立ち入ることを禁止する 正しい
(5) 作業の性質上やむを得ない場合には、ゲージ圧力0.1MPa未満の気圧下であれば潜函内で溶接等の作業を行うことができる 正しい
【14時間】
減圧を終えても、体内にはまだ窒素が残っている
重い仕事をすると血流が増え、残った窒素が気泡になりやすくなります。
【発破後の入室禁止】
発破で生じるのは、一酸化炭素や窒素酸化物
高圧下では、同じ濃度でも分圧が高くなり、害が強く出ます。空気が入れ替わるまで入れません。
【0.1MPa未満なら溶接ができる】
高圧下では着火温度が低下し、燃焼速度が増大する
だから潜函内での溶接・溶断・アセチレン等の使用は、原則として禁止されています。0.1MPa未満に限って、やむを得ない場合に認められます。
【再圧室の立入禁止】
再圧室は治療のための設備
用のない者が出入りすれば、治療の妨げになり、操作を誤らせるおそれもあります。
出典:高圧室内作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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