高圧室内業務の設備等に関する次の措置のうち、法令に違反しているものはどれか。…
関係法令 第31問
高圧室内業務の設備等に関する次の措置のうち、法令に違反しているものはどれか。
- (1)作業室の気積が50㎥であるので、同時に高圧室内業務に従事させる作業者を12人とした。
- (2)気こう室の床面積が4m²、気積が7.9㎥であるので、同時に加圧又は減圧を受ける高圧室内作業者を15人とした。
- (3)作業室へ送気するための送気管には、作業室に近接する部分に逆止弁を設けた。
- (4)空気圧縮機と気こう室との間に空気清浄装置を設けた。
- (5)潜函の気こう室内の高圧室内作業者に減圧を行うための排気管を、内径52㎜のものとした。
正答 (2)
正答は (2)。これが法令に違反しています。
【気こう室の基準】
同時に加圧又は減圧を受ける作業者1人について
床面積 0.3m²以上
気積 0.6㎥以上
【15人に必要な広さ】
床面積 0.3 × 15 = 4.5m² → 実際は4m² 不足
気積 0.6 × 15 = 9.0㎥ → 実際は7.9㎥ 不足
どちらも足りていません。
【何人までなら入れるか】
床面積から 4 ÷ 0.3 = 13.3 → 13人
気積から 7.9 ÷ 0.6 = 13.2 → 13人
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13人までです。
【ほかの選択肢】
(1) 作業室の気積 1人について4㎥以上50 ÷ 12 = 4.17㎥ → 基準を満たす 適法
(3) 作業室へ送気する送気管には、作業室に近接する部分に逆止弁を設ける 適法
(4) 空気圧縮機と気こう室との間に空気清浄装置を設ける適法
(5) 気こう室内の作業者に減圧を行うための排気管は、内径53mm以下 → 52mmは基準内 適法
【作業室と気こう室の違い】
作業室 気積 4㎥以上/人
気こう室 床面積 0.3m²以上/人
気積 0.6㎥以上/人
作業室は長時間働く場所なので、ゆとりを大きくとります。気こう室は通り抜ける場所なので、小さめです。
【排気管を53mm以下とするわけ】
太すぎると、急激に減圧されてしまう
減圧の速度は法令で毎分0.08MPa以下と定められています。管が太いと、この速度を守れません。68mmは違反です。
【逆止弁(チャッキバルブ)】
送気管が破れたとき、作業室の空気が逆流して噴き出すのを防ぐ
作業室に近接する部分に設けるのが要点です。遠くに設けても、弁より作業室側の管が破れれば意味がありません。
【空気清浄装置】
空気圧縮機と気こう室(作業室)との間に設ける
圧縮の過程で混じる油分・水分・ダストを除きます。
出典:高圧室内作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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