年次有給休暇(以下「休暇」という。)に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。…
関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) 第27問
年次有給休暇(以下「休暇」という。)に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。
- (1)休暇の期間については、原則として、最低賃金又は平均賃金の100分の60の額の手当を支払わなければならない。
- (2)使用者は、労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)との書面による協定により、休暇を与える時季に関する定めをしたときは、休暇のうち3日を超える部分については、その定めにより休暇を与えることができる。
- (3)法令に基づく育児休業又は介護休業で休業した期間は、出勤率の算定に当たっては、全労働日から除外して算出することができる。
- (4)一週間の所定労働時間が30時間で、一週間の所定労働日数が4日である労働者であって、雇入れの日から起算して3年6か月間継続勤務し、直前の1年間に、全労働日の8割以上出勤したものには、継続し、又は分割した14労働日の休暇を新たに与えなければならない。
- (5)休暇の請求権は、これを1年間行使しなければ時効によって消滅する。
正答 (4)
正答は (4)。これが正しい記述です。
週所定労働時間が30時間の労働者は、週所定労働日数が4日でも比例付与の対象になりません。比例付与は週30時間未満が条件だからです。
したがって通常どおりの付与となり、継続勤務3年6か月なら14労働日です。
【ほかの選択肢の誤り】
(1) 休暇の期間については、平均賃金、所定労働時間労働した場合に
支払われる通常の賃金、または標準報酬日額を支払う。
100分の60は休業手当の話であって、年次有給休暇ではない
(2) 計画的付与ができるのは、休暇のうち5日を超える部分。
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3日ではない
(3) 育児休業・介護休業で休業した期間は、出勤率の算定に当たって
出勤したものとみなす。除外するのではない
(5) 休暇の請求権の時効は2年。1年ではない
【通常の付与(週30時間以上または週5日以上)】
6か月 10日
1年6か月 11日
2年6か月 12日
3年6か月 14日
4年6か月 16日
5年6か月 18日
6年6か月以上 20日
3年6か月から、増え方が1日から2日に変わります。
【比例付与の条件】
週所定労働時間が30時間未満、かつ
週所定労働日数が4日以下(または年間216日以下)
設問は週30時間なので「未満」に当たりません。日数だけを見て週4日だから比例付与、としてしまうのが、この設問の落とし穴です。
【出勤したものとみなす期間】
業務上の負傷・疾病で療養のため休業した期間
育児休業、介護休業の期間
産前産後の休業期間
年次有給休暇を取得した日
【5日の時季指定義務】
年10日以上付与される労働者には、年5日は時季を指定して取得させなければならない
出典:第一種衛生管理者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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