化学物質等による疾病のリスクの低減措置について、法令に定められた措置以外の措置を検討する場合、優先度の最も高いものは次の…

労働衛生(有害業務に係るもの) 第12問

化学物質等による疾病のリスクの低減措置について、法令に定められた措置以外の措置を検討する場合、優先度の最も高いものは次のうちどれか。

正答 (3)
正答は (3)。危険性又は有害性のより低い物質への代替です。 化学物質のリスクを下げる手は、効き目の強い順に並べると決められています。いちばん上に来るのが「そもそも危ないものを使わない」ことです。 【リスク低減措置の優先順位】 一  危険性・有害性のより低い物質への代替、    化学反応のプロセス等の運転条件の変更、取り扱う化学物質等の形状の変更 二  工学的対策(機械設備等の密閉化、局所排気装置の設置) 三  管理的対策(作業手順の改善、立入禁止など) 四  有効な保護具の使用
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【ほかの選択肢の位置】 (1) 作業手順の改善         三番目(管理的対策) (2) 機械設備等の密閉化       二番目(工学的対策) (4) 保護具の使用          四番目(最後) (5) 局所排気装置の設置       二番目(工学的対策) 【なぜこの順番なのか】 上にあるほど、人の行いに左右されない 物質を替えてしまえば、誰がどう作業しても危険は減ります。密閉や排気も、設置してしまえば働き続けます。ところが手順や保護具は、守られなければ意味がありません。 【保護具がいちばん下なわけ】 着け忘れ、着け方の不備、保守の不足で効かなくなる ほかの手を尽くしたうえでの、最後の守り 「保護具を配ったから対策は済んだ」とはならない、というのが、この順番の伝えていることです。 【本質安全化】 もっとも上にある考え方。危険そのものをなくす 【この順番はほかにも出る】 騒音障害防止  発生源対策 → 伝ぱ経路対策 → 受音者対策 騒音でも、聴覚保護具は最後に来ます。考え方は同じです。

出典:第一種衛生管理者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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