低カルシウム血症と低リン血症を同時にきたす病態はどれか。…
A問題 第3問
低カルシウム血症と低リン血症を同時にきたす病態はどれか。
- (1)腫瘍性骨軟化症
- (2)甲状腺機能亢進症
- (3)ビタミンD 欠乏症
- (4)副甲状腺機能低下症
- (5)慢性腎臓病に伴うミネラル骨代謝異常
正答 (3)
正答は (3)。ビタミンD欠乏症です。
ビタミンDが足りないと、腸からのカルシウムとリンの吸収がともに減ります。低カルシウムを補おうとPTHが上がる(二次性副甲状腺機能亢進症)ため、腎臓からのリンの排泄が増え、低カルシウム血症と低リン血症が同時に起こります。小児ではくる病、成人では骨軟化症になります。
【ほかの選択肢】
(1) 腫瘍性骨軟化症 FGF23の過剰で低リン血症。カルシウムは通常は正常 違う
(2) 甲状腺機能亢進症 骨吸収が進み、高カルシウム血症に傾く 違う
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(4) 副甲状腺機能低下症 低カルシウム・高リン 違う
(5) CKDに伴うミネラル骨代謝異常 リンの排泄が落ちて高リン血症、低カルシウム血症 違う
【カルシウムとリンの組合せで覚える】
低Ca・低P ビタミンD欠乏
低Ca・高P 副甲状腺機能低下症、慢性腎臓病
高Ca・低P 原発性副甲状腺機能亢進症
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問3(厚生労働省 公表)出典元ページ
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