腰椎穿刺による脳脊髄液検査で正しいのはどれか。…
E問題 第12問
腰椎穿刺による脳脊髄液検査で正しいのはどれか。
- (1)患者を腹臥位にする。
- (2)滅菌手袋を着用して穿刺する。
- (3)できるだけ太い穿刺針を用いる。
- (4)患者のL1 とL2 の椎間を穿刺する。
- (5)患者は脳脊髄液採取後に一定時間座位を保つようにする。
正答 (2)
正答は (2)。滅菌手袋を着用して穿刺する、が正しいです。
腰椎穿刺は髄腔に針を入れる処置なので、髄膜炎を起こさないよう清潔操作で行います。手指衛生の後、滅菌手袋を着け、穿刺部位を広く消毒し、穴あきの滅菌布をかけて穿刺します。
【ほかの選択肢】
(1) 患者を腹臥位にする 誤り
側臥位で膝を抱え、背中を丸めた姿勢(または座位で前かがみ)にして、棘突起の間を広げます
(3) できるだけ太い穿刺針を用いる 誤り
太い針ほど硬膜の孔から髄液が漏れて、穿刺後頭痛が起こりやすくなります。
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細い針(非外傷性の針)を使います
(4) 患者のL1とL2の椎間を穿刺する 誤り
成人の脊髄下端はおおむねL1〜L2の高さにあるので、脊髄を傷つけないようL3/L4またはL4/L5で穿刺します。
左右の腸骨稜の最上部を結ぶ線(Jacoby線)がL4棘突起の目安です
(5) 脳脊髄液採取後に一定時間座位を保つ 誤り
座位を保つ必要はありません。穿刺後に頭痛が出たときは、横になると楽になります
【禁忌】
頭蓋内圧亢進で脳ヘルニアの危険があるとき(うっ血乳頭、頭蓋内の占拠性病変)、穿刺部の感染、強い出血傾向では行いません。
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問12(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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