骨盤外傷を疑う患者の診察で誤っているのはどれか。…

F問題 第3問

骨盤外傷を疑う患者の診察で誤っているのはどれか。

正答 (5)
正答は (5)。背部の外傷は側臥位にして確認する、が誤りです。 骨盤骨折は大量出血を起こしやすく、出血性ショックの原因になります。骨盤骨折を疑う患者を横に転がして側臥位にする(ログロール)と、骨折部がずれて出血が増えるおそれがあるので行いません。背部の観察は、複数の人で患者を水平に持ち上げる方法などで、骨盤を動かさないようにして行います。 【ほかの選択肢(いずれも正しい)】 (1) 血圧変化を確認する出血によるショックの徴候(頻脈、血圧低下、皮膚の冷汗)を繰り返し評価します (2) 下肢脚長差を確認する骨盤の不安定性や股関節周囲の骨折・脱臼の手がかりになります
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(3) 骨盤周辺の打撲痕を確認する (4) 外尿道口からの出血を確認する尿道損傷を疑う所見で、あれば尿道カテーテルを盲目的に入れません 【あわせて】 骨盤を手で圧迫して動揺を調べる診察は、出血を増やすおそれがあるので繰り返しません。 不安定な骨盤骨折には、シーツや専用の器具で骨盤を締めて固定し、経カテーテル動脈塞栓術などで止血します。

出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問3(厚生労働省 公表)出典元ページ

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