大腿静脈の周辺臓器の解剖で誤っているのはどれか。…
F問題 第2問
大腿静脈の周辺臓器の解剖で誤っているのはどれか。
- (1)鼠径靱帯は坐骨結節に付着する。
- (2)鼠径靱帯の頭側には後腹膜腔がある。
- (3)縫工筋は大腿三角の一辺を構成する。
- (4)大腿静脈は大腿動脈の内側を走行する。
- (5)大腿神経は大腿動脈の外側を走行する。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
鼠径靱帯は、上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ靱帯です。外腹斜筋の腱膜の下の縁が厚くなったもので、坐骨結節には付きません(坐骨結節に付くのは、ハムストリングスや仙結節靱帯などです)。
【ほかの選択肢(いずれも正しい)】
(2) 鼠径靱帯の頭側には後腹膜腔がある鼠径靱帯より上では、外腸骨動静脈が後腹膜腔を走ります。大腿動静脈の穿刺を鼠径靱帯より上で行うと、圧迫止血ができず後腹膜血腫を起こすおそれがあります
(3) 縫工筋は大腿三角の一辺を構成する大腿三角(Scarpa三角)は、鼠径靱帯、縫工筋、長内転筋で囲まれます
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 大腿静脈は大腿動脈の内側を走行する
(5) 大腿神経は大腿動脈の外側を走行する外側から順に、神経・動脈・静脈(NAV)と並びます。大腿静脈の穿刺では、動脈の拍動を触れて、その内側を刺します
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問2(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「F問題」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第24問離乳開始の目安となる乳児の発達で誤っているのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第36問60 歳の女性。嗄声を主訴に来院した。1 か月前から声がかすれることに気付いた。様子をみ
- 2024年(令和6年) 第48問70 歳の男性。大腸癌に対し全身麻酔・人工呼吸管理下で結腸切除術を施行中である。既往歴に
- 2024年(令和6年) 第60問78 歳の男性。歩行のふらつきを主訴に娘に付き添われて来院した。20 年前から高血圧症と
- 2024年(令和6年) 第72問70 歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。
- 2024年(令和6年) 第9問お薬手帳の役割で正しいのはどれか。
スポンサーリンク

