複視をきたす疾患はどれか。2 つ選べ。…
F問題 第32問
複視をきたす疾患はどれか。2 つ選べ。
- (1)視神経炎
- (2)甲状腺眼症
- (3)滑車神経麻痺
- (4)顔面神経麻痺
- (5)Horner 症候群
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。甲状腺眼症と滑車神経麻痺です。
両眼で見たときに物が二重に見える複視(両眼性複視)は、左右の眼の向きがずれる(眼球運動障害)ことで起こります。
甲状腺眼症 外眼筋(とくに下直筋・内直筋)が腫れて硬くなり、
眼球の動きが制限されます
滑車神経麻痺 上斜筋が麻痺し、上下にずれる複視が出ます。
下を見るとき(階段を降りるとき、読書)に強く、頭を健側に傾けて代償します
【ほかの選択肢】
(1) 視神経炎 誤り
視力低下、眼球運動時の痛み、中心暗点が出ますが、眼球運動は保たれます
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(4) 顔面神経麻痺 誤り
閉瞼できなくなりますが、眼球を動かす神経は障害されません
(5) Horner症候群 誤り
交感神経の障害で、軽い眼瞼下垂、縮瞳、顔面の発汗低下が起こります。
眼球運動は正常です
【複視をきたすもの】
動眼・滑車・外転神経の麻痺、重症筋無力症、甲状腺眼症、眼窩吹き抜け骨折、眼窩の腫瘍など
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問32(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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