左下顎部腫脹を反復する患者の頸部単純CT(別冊No. 3)を別に示す。考えられる疾患はどれか。…

D問題 第11問

左下顎部腫脹を反復する患者の頸部単純CT(別冊No. 3)を別に示す。考えられる疾患はどれか。

医師 2025年(令和7年) 第11問の図
正答 (4)
正答は (4)。唾石症です。 【図の見どころ】 単純CTで、左の顎下部(画像では右側。顎下腺から口腔底のあたり)に、骨と同じくらい白い、境界のはっきりした小さな 高吸収の塊があります。これが唾石です。 唾石は顎下腺とその導管(Wharton管)に最も多くできます。導管が長く上向きに走り、唾液が粘り気を持つためとされます。食事のときに唾液が出ようとして詰まるため、顎下部が腫れて痛み、しばらくすると引く、という腫れの繰り返しが典型です。口腔底を触ると硬い石を触れることがあり、細菌感染を起こすと顎下腺炎になります。導管の前方の石は口の中から切って取り出し、腺の中の石は顎下腺ごと摘出することもあります。
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【ほかの選択肢】 (1) Sjögren症候群 誤り   口や眼の乾燥が中心で、両側の唾液腺が腫れることがあります。   このような石の像はありません (2) 顎下腺腫瘍 誤り (3) 舌下腺腫瘍 誤り   ふつう軟部組織の塊として写り、食事のたびに腫れたり引いたりはしません (5) リンパ管腫 誤り   水に近い低い吸収の囊胞状の塊として写ります

出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ

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