65 歳の男性。背部痛を主訴に来院した。肺癌の骨転移で治療を受けている。疼痛コントロール目的で入院となった。外来ではモル…
E問題 第29問
65 歳の男性。背部痛を主訴に来院した。肺癌の骨転移で治療を受けている。疼痛コントロール目的で入院となった。外来ではモルヒネ徐放製剤を内服していたが、指導医と相談の上、投与経路を皮下注射に変更することになった。塩酸モルヒネ注製剤と生理食塩液を混合して5 mg/mL の溶液を調整した。1日投与量を24 mg/日としたい。この注射薬を持続皮下注射する場合の投与速度はどれか。
- (1)0.1 mL/時間
- (2)0.2 mL/時間
- (3)0.4 mL/時間
- (4)0.5 mL/時間
- (5)0.8 mL/時間
正答 (2)
正答は (2)。0.2 mL/時間です。
【計算】
1日に入れたい量 = 24 mg/日
溶液の濃度 = 5 mg/mL
→ 1日の液量 = 24 mg ÷ 5 mg/mL = 4.8 mL/日
→ 1時間あたり = 4.8 mL ÷ 24時間 = 0.2 mL/時間
持続皮下注射は、小型のシリンジポンプで少量ずつ皮下に入れる方法で、内服ができない患者のがんの痛みの治療によく使われます。経口から注射に切り替えるときは、投与経路によって効き方が違うので換算して量を決めます(モルヒネでは注射は経口の量の1/2〜1/3程度が目安とされます)。痛みが強くなったときに追加する1回量(レスキュー)も決めておきます。
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【ほかの選択肢】
(1) 0.1 mL/時間 誤り 1日12 mgになります
(3) 0.4 mL/時間 誤り 1日48 mgになります
(4) 0.5 mL/時間 誤り 1日60 mgになります
(5) 0.8 mL/時間 誤り 1日96 mgになります
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問29(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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