早朝空腹時の主な血糖調節機構はどれか。…
F問題 第26問
早朝空腹時の主な血糖調節機構はどれか。
- (1)肝臓でのブドウ糖放出
- (2)腎臓でのブドウ糖再吸収
- (3)脳でのブドウ糖取り込み
- (4)骨格筋でのブドウ糖取り込み
- (5)副腎での糖質ステロイド合成
正答 (1)
正答は (1)。肝臓でのブドウ糖放出です。
早朝の空腹時は、夕食から長い時間がたち、食べ物からブドウ糖が入ってきません。このとき、脳など血糖に頼る臓器にブドウ糖を届けるため、肝臓がグリコーゲンを分解し(グリコーゲン分解)、さらにアミノ酸・乳酸・グリセロールからブドウ糖を作って(糖新生)、血液中に放出します。インスリンの分泌が減り、グルカゴンが働くことで調節されます。肝臓からのブドウ糖の放出が、空腹時の血糖を決める主な仕組みです(2型糖尿病の空腹時高血糖は、主にこの放出が抑えられないためです)。
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【ほかの選択肢】
(2) 腎臓でのブドウ糖再吸収 誤り
尿に糖を失わないための仕組みで、空腹時の血糖を保つ主な
仕組みではありません(腎臓も糖新生は少し行います)
(3) 脳でのブドウ糖取り込み 誤り
脳はブドウ糖を消費する側で、血糖を調節する仕組みではありません
(4) 骨格筋でのブドウ糖取り込み 誤り
インスリンで促される食後の血糖の処理の仕組みです
(5) 副腎での糖質ステロイド合成 誤り
糖新生を助けますが、間接的な働きです
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問26(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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