肝生検が診断に有用なのはどれか。2 つ選べ。…
F問題 第32問
肝生検が診断に有用なのはどれか。2 つ選べ。
- (1)Gilbert 症候群
- (2)肝外門脈閉塞症
- (3)自己免疫性肝炎
- (4)Budd-Chiari 症候群
- (5)非アルコール性脂肪性肝炎
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。自己免疫性肝炎と非アルコール性脂肪性肝炎です。
(3) 自己免疫性肝炎血液検査(抗核抗体、IgGの上昇)だけでは確定できないことが多く、肝生検で、門脈域の形質細胞を主体とした炎症と、それが肝実質との境目に及ぶ所見(インターフェイス肝炎)を確かめます
(5) 非アルコール性脂肪性肝炎単純な脂肪肝と脂肪肝炎を分けるには、肝生検で、脂肪化に加えて肝細胞の風船様変性、炎症、線維化を確かめる必要があります(現在は代謝機能障害関連脂肪肝炎〈MASH〉という名称も使われます)
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(1) Gilbert症候群 誤り
間接ビリルビンだけが軽く上がる体質的な病気で、肝臓の組織は正常です。
ほかの病気を除外し、絶食で上がることなどから診断します
(2) 肝外門脈閉塞症 誤り
(4) Budd-Chiari症候群 誤り
どちらも血管の閉塞の病気で、超音波(ドプラ)、造影CT、血管造影などの画像で診断します
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問32(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「F問題」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第54問84 歳の女性。息苦しさと発熱とを主訴に家族から往診の依頼があった。5 年前に脳梗塞を発
- 2024年(令和6年) 第66問35 歳の男性。高所からの転落のため救急車で搬入された。
- 2024年(令和6年) 第3問骨盤外傷を疑う患者の診察で誤っているのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第15問作業環境管理はどれか。
- 2024年(令和6年) 第27問後期高齢者医療費の財源負担は、患者負担を除き、現役世代の支援金が約①割、公費負担が約②割
- 2024年(令和6年) 第39問生後1 時間の男児。身長50 cm、体重2,200 g、頭囲32 cm で出生した。この
スポンサーリンク

