35 歳の女性。挙児希望のため来院した。これまでに3 回の妊娠歴があるが、いずれも胎児心拍確認後、妊娠6 週、8 週、7…
F問題 第37問
35 歳の女性。挙児希望のため来院した。これまでに3 回の妊娠歴があるが、いずれも胎児心拍確認後、妊娠6 週、8 週、7 週で心拍が消失し流産した。不正性器出血はない。初経は13 歳、月経周期28 日型、整、持続5 日間。内診で子宮は正常大で付属器を触知しない。次回妊娠に向けた検査で適切でないのはどれか。
- (1)甲状腺機能検査
- (2)子宮頸管長測定
- (3)子宮卵管造影検査
- (4)抗リン脂質抗体測定
- (5)カップルの染色体検査
正答 (2)
正答は (2)。子宮頸管長測定です。これが適切でない検査です。
胎児心拍を確認した後の流産を3回繰り返しており、不育症と考えて原因を調べます。主な検査は次のとおりです。
抗リン脂質抗体(抗リン脂質抗体症候群)
夫婦(カップル)の染色体検査(均衡型転座など)
子宮の形の異常(子宮卵管造影、経腟超音波、子宮鏡など)
内分泌の異常(甲状腺機能、糖尿病など)
子宮頸管長の測定は、妊娠中に、早産の危険や子宮頸管無力症(妊娠中期の流産)を評価するために行う検査です。この患者の流産は妊娠6〜8週の早い時期で、妊娠していない今は測る意味がありません。
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【ほかの選択肢(いずれも適切な検査)】
(1) 甲状腺機能検査
(3) 子宮卵管造影検査
(4) 抗リン脂質抗体測定
(5) カップルの染色体検査いずれも不育症の原因を調べる検査です。原因が見つからないことも多いのですが、その場合でも次の妊娠で出産に至る人は少なくありません
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問37(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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