在胎30 週2 日、緊急帝王切開で出生した男児。新生児蘇生時に気管挿管と胃管挿入を行い、人工呼吸を継続しつつNICU に…

午前 第31問

在胎30 週2 日、緊急帝王切開で出生した男児。新生児蘇生時に気管挿管と胃管挿入を行い、人工呼吸を継続しつつNICU に入院した。入院時の胸部エックス線写真(別冊No. 2)を別に示す。また胃液のマイクロバブルテストの結果はvery weak であった。この疾患について正しいのはどれか。

助産師 2023年(令和5年) 第31問の写真
正答 (4)
正答は (4)。この疾患(呼吸窮迫症候群)は、母親の糖尿病が発症のリスク因子です。 胸部エックス線写真では、両肺が全体にすりガラス状に白く、細かな網状・顆粒状の陰影がみられます。在胎30週の早産で、胃液のマイクロバブルテストが very weak(肺サーファクタントの不足)であることとあわせて、新生児呼吸窮迫症候群(RDS)と判断します。母体の糖尿病では、胎児の高インスリン血症によって肺サーファクタントの産生が遅れるため、RDS が起こりやすくなります。 【ほかの選択肢】 (1) 男児より女児に多い 男児に多い 誤り
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(2) 気管洗浄が有効 気管洗浄が行われるのは胎便吸引症候群。RDS には人工肺サーファクタントの気管内投与を行う 誤り (3) 肺のコンプライアンスが上昇 サーファクタントが足りず肺胞が広がりにくいので、コンプライアンスは低下する 誤り (5) 出生前の抗菌薬投与が予防に有効 予防に有効なのは、早産が予想される母体への副腎皮質ステロイド(ベタメタゾン)の投与 誤り

出典:2023年(令和5年) 助産師国家試験 問31(厚生労働省 公表)出典元ページ

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