正期産の分娩進行中に間欠的胎児心拍数聴取で異常がない場合でも、児の娩出まで胎児心拍数陣痛図による連続的モニタリングを行う…
午前 第36問
正期産の分娩進行中に間欠的胎児心拍数聴取で異常がない場合でも、児の娩出まで胎児心拍数陣痛図による連続的モニタリングを行うことが必要なのはどれか。2 つ選べ。
- (1)破水後
- (2)身長150 cm 以下
- (3)妊娠高血圧症候群
- (4)胎児推定体重2,000 g 未満
- (5)B 群溶血性レンサ球菌〈GBS〉陽性
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。妊娠高血圧症候群と、胎児推定体重2,000 g 未満です。
産婦人科診療ガイドライン(産科編2020)では、胎児の状態が悪くなる危険の高い妊娠(ハイリスク妊娠)では、間欠的な胎児心拍数の聴取で異常がなくても、分娩中は胎児心拍数陣痛図による連続的モニタリングを行うとされています。母体側の妊娠高血圧症候群や糖尿病、胎児側の胎児発育不全(推定体重2,000 g 未満など)、多胎などがこれにあたります。子宮収縮薬の使用中、硬膜外麻酔による無痛分娩中、38 ℃以上の母体発熱中なども連続的モニタリングの対象です。
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【ほかの選択肢】
(1) 破水後 破水の直後には一定時間の分娩監視装置の装着で胎児の状態を確かめるが、異常がなければ連続的モニタリングまでは求められない 誤り
(2) 身長150 cm 以下 児頭骨盤不均衡に注意するが、それだけで連続的モニタリングの対象ではない 誤り
(5) GBS 陽性 分娩時に抗菌薬を投与して新生児への感染を予防する。連続的モニタリングの条件ではない 誤り
出典:2023年(令和5年) 助産師国家試験 問36(厚生労働省 公表)出典元ページ
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