Bさん(90 歳,女性,要介護3)は,介護老人福祉施設に入所している。入浴日に,担当の介護福祉職が居室を訪問し,「Bさん…
人間関係とコミュニケーション 第4問
Bさん(90 歳,女性,要介護3)は,介護老人福祉施設に入所している。入浴日に,担当の介護福祉職が居室を訪問し,「Bさん,今日はお風呂の日です。時間は午後3 時からです」と伝えた。しかし,Bさんは言っていることがわからなかったようで,「はい,何ですか」と困った様子で言った。このときの,介護福祉職の準言語を活用した対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)強い口調で伝えた。
- (2)抑揚をつけずに伝えた。
- (3)大きな声でゆっくり伝えた。
- (4)急かすように伝えた。
- (5)早口で伝えた。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
準言語(パラ言語)とは、言葉の内容そのものではなく、声の大きさ・高さ・話す速さ・抑揚・間の取り方など、話し方に伴う要素のことです。90歳のBさんは、伝えた内容が聞き取れなかったか、理解できなかった様子です。高齢になると聞こえにくくなることが多いため、声を大きめにして、ゆっくり伝えると内容が届きやすくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 強い口調 責められているように感じさせ、Bさんを萎縮させるおそれがあります 誤り
(2) 抑揚をつけない 単調な話し方は聞き取りにくく、大切な部分が伝わりにくくなります 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 急かすように 焦らせると理解がさらに難しくなります 誤り
(5) 早口 聞き取りにくく、理解が追いつきません 誤り
【見分け方】
「準言語」は声の要素、「非言語」は表情・視線・身振り・距離など。問題文がどちらを問うているかを確かめてから選びましょう。
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
「人間関係とコミュニケーション」のほかの問題
- 第37回(令和6年度) 第6問B介護老人福祉施設に,学校を卒業したばかりの元気なC介護福祉職が加わった。2 か月後,ユ
- 第38回(令和7年度) 第25問新人職員のAさん(20 歳)は,子どもの頃からの夢だった介護福祉職になり,がんばって働い
- 第38回(令和7年度) 第26問Aさんは有料老人ホームに入所したばかりである。ある日,廊下を行ったり来たりしているAさん
- 第38回(令和7年度) 第27問次のうち,介護福祉施設におけるコンプライアンスの意味として,最も適切なものを1 つ選びな
- 第38回(令和7年度) 第28問入社して3 か月のA介護福祉職は,初めて夜勤を経験したとき,排泄チェック表の記入でミスを
- 第37回(令和6年度) 第3問人間関係と心理に関する次の記述のうち,適切なものを1 つ選びなさい。
スポンサーリンク

